「クレンジングオイル」をなくした。
いや、もう、ストレートに言っちゃう。
元々の原因は、私が「置きっぱなしにして忘れた」のであり、結果的には「それを盗られた」のだ。
クレンジングなど、スイミングか家でしか使わない。
スイミングの「お忘れもの預かり」にないところをみると、もう盗られたと考えるしかない。
実は、「高価なブランド品」に変えて一本目のオイルだったのだ。
半分は残っていた。
私の粗相のせいだとわかっているが、悔しくてならない。
数日、クレンジングなしで過ごしたが、特にアイメイクが取れた気がしない。
今にも雨がふりだしそうななか、仕方なく、高島屋まで買いに行った。(←地元では、ここしかショップがないんだもん)
ショップの人に愚痴りそうになりつつ、お金を払ったら、いきなり、
「お客様、雨がふってきましたよ」
と言われた。
あれ?
ショップのある二階フロアから、外は全く見えない。
もちろん雨音なんか聞こえない。
なぜ、わかるのか?
「この音楽、雨がふりだした合図なんです」
…なんだそうだ。
「この音楽がかかったら、紙袋に雨よけカバーを被せてお客様にお渡しするんですよ」
…なるほど。
BGMで雨を知らせるのか。
ただその音楽は、いかにも「雨を連想させる」という曲ではなく、むしろ明るくて軽やかなものだったが。
やるなあ、高島屋。ちょっと感動した。
クレンジングオイル、なくならなかったら、この取り組み、全然知らないまま過ぎたんだし。
だから、ま、あきらめます。
購入したオイル、今度はでかでかサインしておいたし。
そのオイル見るたび心痛まぬか
鞠子