ナミダのクッキングNo.2270 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

【最近、おかしいなと思ったこと・3題】

○私だけデザート

職場のメンバーと、某店で昼食をとった。
5人全員、同じメニューを注文したのである。
5人の内訳は、私以外、全員オトコ。

粛々と食事を終え、コーヒーが出てきた後に、「女性だけのサービスです」と抹茶のムースが出てきた。

一瞬、「ラッキー!」と思ったが、次の瞬間、疑問が渦巻いた。

女性だけ、って性差別、今どきいいのか?
私が女で後は男という証拠は、どこにあるのか?
外見的に判断しにくい場合、どうするのか?
 
それでも「ラッキー!」なふりしてちゃっちゃと食べたが、よく考えてみたら、「私ひとり、余分にカロリーをとったことにもなる」と気づいて、疑問は否定意見に変わった。

…こういうサービス、やめた方がよい。
 
 
○「赤ちゃんはよく起きる」、が…

どっかのメーカーのおむつのCMで、要旨、こんなことを言った。

「赤ちゃんは、夜中、いろんな理由でよく目を覚ます」
「このおむつは安心・朝までぐっすり」

え?矛盾してないか、このコメント。

だって、「いろんな理由で目を覚ます」と言っているのである。
ならば、おむつの不快感一つ取り除いても、熟睡できるとは限らないではないか。

コピーライターもレベルがだんだん落ちてきているのではないかと傲慢な考えを持ってしまった。
 

○コピー機の害

ネット上の情報自体信憑性がなく、仮に正しい情報だとしても、それをコピペしたところで自身の力には全くならない。
それは常々思っていた。

だがしかし、もっと元をたどれば、「コピー機」だって同罪ではないか。

今、声楽レッスンで『カンタータ』をあれこれ勉強させていただいているのだが、ネットに公開された楽譜は、アルト記号が使われており、非常に見にくい。
見慣れたト音記号やヘ音記号に書き換えるソフトとか、あるのかもしれないが、知らない。
あったとしても、購入するほどじゃない。

では、自分で手で書いたらどうか…と思い、ちょっとチャレンジしてみた。が、結構めんどうくさいのである。

思えば、楽譜を書くなどということは、ここのところ、全然したことがなかった。
あれもこれも、何ら疑問なく、すぐコピー、で済ませる。
でも、書くことが習慣づけば、曲に対する理解も深まるのではないか。
デジタル機器がなかった時代は、みな、手で書き、曲のイメージを想像し、膨らませていたのではないか。
その方がよっぽど、音楽的にはすぐれていたのではないか…と、アルト記号の楽譜をみつつ、そんなことを思ったのである。





美旋律アルト記号が邪魔をする
鞠子