ナミダのクッキング№1844 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

【今日、不思議に思ったこと2題】


(1)食に対する欲望

朝、フジテレビの『めざましテレビ』で『きょうのわんこ』を見た。
ご主人がご飯の支度を始めると、うれしくてうれしくて、台所とリビングの間を猛ダッシュし続けるヨークシャテリア。

かわいいぃ(´∇`)・・・

…だが、次の瞬間、妙な疑問にとらわれた。(←いつものごとく)

このテの行動をとる犬って結構多くて、どれもこっけいでほほえましくてかわいい。
なのにこれが人間だったら「みっともない」と思わない?
特に女性だと。

いやしい、あさましい、下品、見苦しい・・・

なんでだろう。
「食べること」は「生」の根源ではないか。
老若男女問わず、かかせない「欲望」ではないか。
なのになぜ、この「必要不可欠な欲望」をあらわにしたら見苦しいのか。
なぜ犬や猫なら「かわいい」のか。

…今のところ、私には、答え、出ず。


(2)必勝祈願

名古屋グランパスの選手&スタッフが、熱田神宮で必勝祈願を行った様子が昼のニュースに流れた。

野球選手もシーズン初めに行うよねえ、この行事。
信仰心のない私でも、こうしておまいりすることで「心がひきしまる」とか「今期もみんなでがんばるぞ」といった「心のけじめ・節目になる」ということは理解できる。

…だが、皆が手を合わせる映像を見た次の瞬間、妙な疑問にとらわれた。(←本日、2回目)

クリスチャンの選手はいないのだろうか。
いや、もっと極端な一神教の信者はいないのだろうか。
そういう人は、仕事と割り切って、信仰心を曲げて参加するのだろうか。
「毎年、この日は信仰心を曲げることができる」のが入団の条件なんだろうか。

うちの客様のなかにも、毎朝、社員そろって神様に手を合わせる会社がある。
敷地の中に、鳥居がある会社もある。
しかし一方で、毎朝のこの儀式を強制されることが耐えられず、退職した社員がいる、という話も聞いたことがある。

プロスポーツ選手のなかにも、苦痛に耐えている人がいるのではないだろうか。

信仰に関する問題は、とても難しい。
…この「必勝祈願」に関しても、私には、答え、出ず。




強制で信じる神は悪魔なり    鞠子