「生け締め」…という言葉を見て、なんだかぞっとした。
私は知らなかった。これは、魚の処理の仕方なのだそうだ。
頭部に包丁を入れて血を抜くことを、生け締め、という。
怖いな、やっぱり(-_-;)
そういえば、
「生け締め」だけでなく、「生き埋め」「生け捕り」という言葉も、感覚的に怖さを感ずる。
思うに、
最初の二文字「生き」「生け」は、行為の対象が「しようとしている」ことだ。
つまり、ニジマスは「生きよう」としている。
それを私たちは、「締め」たり「捕っ」たり、「埋め」たりする。
どれも、ニジマスの意に反して、力づくで行う行為だ。
だから、怖さを感ずる。
…てな説が、国語的に正しいかどうかは知らない。
ちなみに、
ニジマスは、生け締めをしてから24時間後が、一番おいしいのだそうだ。
…人間の業が身にしみるな。
…私はニジマスも苦手だけど。