ナミダのクッキングNo.1492 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

川崎で中学生が殺害された事件。
3人の少年が逮捕された。
いわゆる「ワルいグループ」だったとか。
被害にあった彼も、自発的なのか強制なのか、このグループと関係があったようだ。

「回りの大人が助けてやれなかったのか」、という非難があちこちでなされている。
確かにな。
確かにそう思う。

だけど、自分が当事者だったらどうだろう。

学校側の人間だったら。
自分のクラスの子が、日常的にナイフを持ち歩いているような仲間たちの中にいると知ったら、その刃物を恐れずに飛び込めるだろうか。

親だったら。
たぶん、子どもを家に閉じ込める。
もし、学校内で起こったことなら、当座、学校に行かせない。

近所の人なら。
とばっちりをくわないように、見て見ぬふりをすると思う。

…結局、私もその子を助けることはできないではないか。

左目のまわりが真っ黒なアザになっている被害者の写真を見てびっくりした。
我が子がこの顔になって帰ってきたら、私はきっと半狂乱になる。

そして逆に、
我が子が血に染まった刃物を持って帰ってきたら、やっぱり半狂乱、だろうな。

半狂乱になって、どうするだろう。
それぞれが抱えている闇に打つ手もなく、ただ、子どもを抱きしめることしかできないんじゃないだろうか。

こんなことがあってはならないけど、いったいどうしたらいいのか、答えが見つからない。