1年ほど前、我が家はリフォームして、お手洗いもようやく洋式になった。
それよりなにより、以前は水量、水圧ともに不充分だったのである。
高級なトイレットペーパーを多量に使うと流れない。
水道屋さんがおすすめトイレットペーパーを紹介していったくらいだ。
それが、
リフォームを機に水量も水圧も整い、「トイレットぺーパーなら何でもOK」になった。
窓下に物を置くスペースもできた。
つまり、
我が家で一番新しい「部屋」となったのである。
そこで、
窓下には、音楽トモからもらった華やかなプリザ―ブドフラワーを置いた。
ペーパーは、花柄つき&香りつきばかり購入している。
…と、そんなことで、
ふむふむ、なかなかよいではないか…
と、しばらくはトイレ空間を満喫していたが、ここへきて、何か複雑な気分になってきた。
だって、
トイレットペーパーに花柄がついていたって、機能的には何も変わらない。
単なる目の保養に過ぎぬ。
ましてや、香りがついてて何になる。
そのよな願望のために、インクや香料を余分に使うのはいかがなものか。
それをわざわざ高いお金を出して買うなんて…
…おおいにエコに反しているし、ムダ遣いしている、と思い始めたのである。
いやいや、トイレットペーパーの柄や香りなんてどうでもいいじゃん。
…なのか、
いやいや、そういう小さなムダ遣いを抑制することか大事。
…なのか。
最近、トイレに行ってペーパーをカラカラ引き出すたび、迷いの茶の木畑に入り込んでしまうのである。