朝、テレビから流れてきたCMの文言に、思わず耳を疑った。
「びーと で なちゅらるに じょしろう」
…と聞こえたのである。
なんだ、これは。
カナで書くと、完全に意味不明だが、おそらく、
「『ヴィート』でナチュラルに女子ろう」
…だろう。
『ヴィート』は、除毛クリームの商品名だ。
肌を露出することが多くなるこれからの季節、この除毛剤を使ってムダ毛を処理し、いいオンナで過ごそう…要旨、そんなことか。
しかし、おかしすぎないか、このセンテンス。
少なくても、「女子る」はイラつくわ、私。
そいえば、こんなのもあったな。
「肌がきれいになって、考え方がヘルシーになって、ポジティブな気分になりました」(←多少間違っているやもしれぬ)
『プロアクティブ』で洗顔し、ニキビが治った女の子が得意気にそう言うのだ。
あ~イラつく(`Δ´)
知ってる英語、とりあえず並べたんかいっ(`Δ´)
おまけに、
言っちゃ悪いが、
ルックスが発言とかけ離れている。
…ともかく、
あまりにも粗雑な文言を、公共性の高い電波に乗せるのはやめてほしい。
もっと的確で美しい日本語はいっぱいあるっ!
PS. だが、エクステンションカレッジのH教授は、いわゆる若者言葉を決して否定しない。むしろ、各事象を巧みに表現している、と言う。
私もそう思わないでもない。
だけど、オトコ後輩が仕事中にレポートを持ってきて、「ざっくりまとめておきました」、などと言われるとイラッとする。
「ざっくり」という言い方が、どうしても受け入れられない。
おかしいのは私の方か?……