ナミダのクッキングNo.1264 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

面白い記事を見つけた。
「素数ものさし」なるシロモノについて。
これを作ったのは不便益システム研究所。
京都大学の工学者中心に結成されたグループ…なのだが、インターネットを中心としたバーチャルな研究所なのだそうだ。

は?「最先端」の研究所名前が「不便益」?

不便の中に、手間や工夫を楽しめたり人の成長につながったりするものがある、という主旨で結成された、とか。

そこでこの「素数ものさし」。
名前の通り、素数の目盛だけがつけてあり、「とても使いにくい」。
京大内限定販売で価格は577円とちとお高い。
そうそう、価格も素数なのだ。
なのに、1万7000本も売れた。

笑える。
10センチの線を引くためには、まず3センチ引き、定規を当てなおしてから7センチ、引かなきゃなんないってことでしょ?
不便極まりない。

…と、購入者がツイッターに「使えね―」と書き込んだことが話題になって、売り上げにつながった。

これ、またまた笑える。
だって「不便益」を追求したことが、ツイッターという「効率よく便利なツール」によって知られるなんて。

そいえば、エクステンションカレッジのH教授が、似たよな事例を話していたな。

LINEに夢中の生徒にイラついたので、「LINE ・禁」と感情的にどなったら、あっという間に「H教授がブチキレてヒートアップしている。しばらく近寄るな」と文学部中に広まった。
それこそ「LINE」が使われて。

この矛盾!
笑える。
しっかし先生も大変だな。