ナミダのクッキングNo. 1244 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

要約筆記のシリーズ講座に通おうかどうしようか、迷っている。
県や市が主催する講座で、受講料はテキスト代のみ。
期間は来月中旬から半年強。
いろいろ考えて、チャレンジしてみようかな、という気になってはいるのだが、1つだけ懸念が…

この講座を受けると、エクステンションカレッジに行けない、ということだ。

申込期限は、7月10日なので、まだぐずぐず迷っている。

…ということで、今日はエクステンションカレッジの日。
テーマは二葉亭四迷の『浮雲』。
事前に読んではいるのだが、なにしろ注釈マーク「※」がつきまくりで、1行読んでは巻末をめくり、1行読んでは巻末をめくり…の繰り返し。
ちっとも進まない。
私にはついていけないよな難しいテーマを出されると、やっぱり要約筆記講座へ…と心は大きく振れたのだが、
今日、H先生の朗読を聞いてて、またまた逆に大振れ。

めっちゃ、オモロイやん、『浮雲』の序文。

先生が朗読すると、すごくよくわかるのはなぜなのか。

声はいいし、リズムはいいし、
「諷誡」なんて見たこともないよな漢字をさらさらと板書するし、
堀辰雄の作品を「砂時計が落ちるように1秒1秒を大切にした文章」と表現するし、
極めつけ、
『浮雲』の中で文法的に誤っている箇所に触れ、一言。

「文学に正解はないんですよ」

…私など、もう両眼ハートマーク状態。

完全に追っかけと化してるもんな。
半年以上もH先生に会わずにいられるだろうか。
それはあまりにつらすぎる…

ああ、ダメだ。
ますます迷いが大きくなった。