昨年、とあるところで、偶然、高校の時の同級生Tちゃんに出くわした。
卒業以来、一度も会ったこと、なかったんだけど、なんと、私と同じ校下内に嫁いでいたのでアル(-_-;)
それで今日、一緒に食事をした。
彼女、一男一女に恵まれ、今や二人とも、共に大学生。
それぞれ他県で独り暮らしをしている。
ご主人は転勤族。単身赴任が続く。
Tちゃんは、ご主人の両親を長年介護。二人とも見送り、現在独り暮らし。
つまり、「家族全員、独り暮らし」をしているのである。
でも、一家バラバラというわけではない。
Tちゃんは美術を学ぶため、念願の大学へ入学。スクーリングの時は、こどもの家に泊まったりご主人の家に泊まったりしている。
そうでなくてもご主人は、毎週末、自宅へ帰ってくるので、帰りは、Tちゃんも一緒にご主人についていく。
こういう家庭の形もあるんだ。
構成員がオトナばっかりになったから、できる形態ではあるけれど。
他にも、
おとなしくって愛くるしい顔だちだったKちゃんが、リウマチを患い苦労しているとか、
サラサラのワンレングスが自慢だったSちゃんが、子どもを連れて別居し、実家に帰っているとか、
高校の時には想像もできなかったさまざまな人生を歩んでいること、改めて知った。
何を隠そう、実は私、高校時代は結婚願望が強烈で、まさか、シングルおツボネと化し、若いオトコ後輩ばかりに囲まれるビジネスライフを送ることになろうとは思いもしなかったけど。
同じ教室で、試験の結果に一喜一憂し、恋バナに大騒ぎし、先生の悪口で盛り上がってたトモたちだったのに。
年と共に、一つずつ重いものを背負っていく。
一抹の淋しさを感じてしまったTちゃんとの時間でした。
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