ナミダのクッキングNo.937 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

隣市にある私立総合病院の理事長が、銀行のシンクタンク月報に、人間ドックや健康診断について書いていた。

何でも、
CTとかMRIといった医療機械はピンキリで、その購入価格の差は10倍以上らしい。
当然、高い機械は、精度がいい。
安い機械では見つけられなかった小さな癌が、高い機械なら見つけられるかもしれない、ということだ。

ところが、
CTやMRIの検査にかかる診療費は、厚生省により一律に決められている。
つまり、
1千円の機械で早期癌を発見しても、100万円の機械で見落としても、検査費は同じ、ということだ。

でも、どの病院に1千万の機械が入ってて、どの病院に100万の機械が入っているのかわからない、でしょう?

何か、割りきれんわ(-_-;)

昔、観た映画、マイケル・ムーア監督の『Sicko』。
アメリカは、日本みたいに皆保険ではないため、保険に入っていない人は病院に行くと、とんでもない医療費を自腹で払わなければならない。
だから、
けがを「自分で縫ってる人」とか、
病院に通わなくちゃならない間だけ、カナダの人と結婚し、カナダ人となって保険を使う人とか、
…信じられなかった。

でもこの理事長氏によると、
日本みたいに国民全体が同じ医療を受けることを原則にしていることの方が、奇異な国なのだそうだ。

ふぅ~ん、そうなんだ(*_*)

もちろん日本でも、先進医療は保険適用にならない場合がある。

健康体はカネで買う。

保険医療に慣れきった私には、なかなか割り切りがたい話だけど。
少なくとも、同じお金を払うなら、1千万のCT機械で検査してほしいわ。

…いやいや、100万の機械で見過ごされ「花のうちに散る」方がいいかもな。

…ってか、花はとうの昔に散ってる?(`Δ´)?(`Δ´)?








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