万里の長城での遭難事故、正直、すごく驚いた。
万里の長城…と言えば、安全な有名観光地、と思っていたもん。
でも、今回の事故が起こったところは、私が思ってた長城(北京郊外)と違い、昔の面影そのままで(つまり整備されてない)、一般の観光客がほとんど来ない穴場だったらしい。
楽しいはずのツアーがこんなことになるなんて、被害に遭われた皆様は、本当にお気の毒です。
…が、山のツアーは、いつも危険と隣り合わせでしょう。
天候、気温は急変する。
落石や山崩れもありうる。
ケガをするかもしれないし。
それでも山の魅力にハマっている人は大勢いる。
私のまわりにも、山ガール、山ボーイ、山オバサン、山オジサンetc.、何人もいる。
中には遭難して、山の上で遺書までしたためたことのある山オバサンもいる。
そんなにまでして、山って行きたいものなんだろうか。
実は私、山の魅力が全くわからない鈍感者なのだ。
社会人になってから付き合いで覚えたスキー、リフトで登った山の上から360度パノラマを見たこともあるが、「わぁ、スゴい。雄大だなあ」と思った程度。次もまた、どうしても来たい…という気にはならなかった。
ましてや「自力で登る」なんて、私には考えられない。
山好きの人から見たら、異常、だよね、これは。
いずれにしても、山登りばっかりは「やらずに後悔するより、やって失敗した方がいい」という私のポリシーも曲げなきゃいけないわね。
まあ私には、起こり得ない二者択一だけど。
ちなみに山登りが好きになれないのは…
登ってる最中にえらくなり、気持ちが悪くなったことが何度かあるからです。