「パンダのシンシン出産」で、大騒ぎ。
どっかのデパートなんか、「出産おめでとう(*^▽^)/★*☆♪アドバルーン」を揚げる予定だったが、思いのほか出産が早かったため、あわてふためいている様子が放映されてた。
動物園。
子どもの頃はすんごく好きで、行きたい場所の1つだった。
それが、だんだんニガ手な場所に変わっていってしまった。
決定的になったのは、『日光猿軍団』を観たからだという気がする。
猿さんたち、すごい芸達者で、すごい訓練されてて、すごい面白かった。
でも、その反面、哀れでならなかった。
だって、彼らの本来の姿ではないんだもん。
閉じ込められて、不特定多数の人に見られて、「自分で餌を獲得する」という本能を押さえつけられて、そのストレスは相当のものだろうな、と。
パンダは日中関係を良好に保つという使命も背負わされており、直接飼育にあたるスタッフの並々ならぬ苦労も、よく理解できる。
そしてなにより、我が子のように四六時中、愛情を注いでいることも、よくわかる。
…それでも、二十四時間監視つきの彼らが気の毒。
たとえ危険だらけでも、自然の中にいたいだろうなと。