今日の朝刊に真山仁さんのエッセイ『言葉の重み』が載ってた。
真山仁さん。
そうです、『ハゲタカ』の作者ですね。
この人がいなかったら、私は南朋さまに会うことはなかった。
でも、実際、私は原作を読んでいない。
余りにテレビ版、映画版を観すぎたため、原作を読むのは勇気がいる。
ところでこの真山さん、かつては大手新聞社の記者で、何と、私の住んでる市の支局にいたんだそうですw(゜o゜)w
エッセイ読んで、初めて知った。
真山さんがその支局にいたのは、「昭和」から「平成」に元号が変わったころ。
たまたま「平成」という地名の地区が県内M郡M町にすでにあったため、東京から記者やテレビカメラが大量にやってきて、大騒ぎだったのだそうだ(←そんな騒ぎ、私は知らないが)。
真山さんも、毎日「平成」に通い、膨大な原稿を書いた。
その後、町名自体を平成町に変えようという騒動も勃発。静かな山あいの町が、大揺れし、マスコミは、「年号が地域を活性化させる」と言わんばかりに騒動を後押しした。
真山さんが記者を辞めたのは、こうした「メディアがニュースを作ろうとする姿勢」に我慢ができなくなったからなのだそうだ。
つまり、だよ、
元号が変わるころに、わが市の支局にいたからこそ、記者を辞めることになり、
その結果、『ハゲタカ』が生まれ、
はてまたその結果、私が南朋さまに出会うきっかけになったんじゃないの、ねぇ(*´∀`)♪
真山さん、エッセイの最後を、こんなふうにまとめてた。
「フィクションではあっても、小説も大なり小なり読者に影響を及ぼすもの。虚構の世界であったとしても、発信者としての責任を自覚しなければならない。言葉の重みを、けっして忘れてはならないと心に言い聞かせる日々だ」
…本当に、その通りです。
さすがです、真山さんo(^-^)o
P.S
そして、今日はも1つ感動のできごとが…
夜、バカバカしい会議残業から帰宅した後、テレビをつけ、久々に民放にチャンネルを合わせたら、何と『毎日かあさん』がやっていた。
ちょっとしか登場しない南朋さま見たさに映画館で観て、Chopさんが出てるシーンも確認できた。
そして、吉祥寺シアターで初めてナマChopさんに会った時の話題がこの『毎日かあさん』。舞い上がりすぎて何話していいかわからなくなっちゃったくせに、「観ましたよ『毎日かあさん』。飲んでましたねぇ」とさくっとしゃべっちゃった。
その時、Chopさん、すごくうれしそうな優しい笑顔で握手してくれたのです。
そして何より、この『ナミダのクッキング』を綴りだしたきっかけは『毎日かあさん』を映画館で観たことでした。
だから『毎日かあさん』は、私にとって、とても貴重な映画なんです。
…久々に観て、大泣きです。
サイバラ家の子どもたちは、最高ですよ(^O^)