乗り物がらみの悲喜こもごも(←あ、そういえば「喜」はなかった…)。
その1:ちょっぴりイラっ!
今日は時間的余裕がなく、駅に一番近い有料駐車場に車をとめた。
駅に近ければ近いほど、料金は高いのが常識。ここも20分@200円というイタい単価。ただし、上限1200円で、それ以上は上がらない。(←その日のうちに出庫すれば、だけどね)
今日の駐車予定は約6時間。つまり駐車料金は最高値1200円だ。
バカバカしい気もするが、時間がないからやむを得ない。
車をとめて、車外に出た。
…そして数歩歩いたところで見てしまった。
その駐車場の目の前にも別の駐車場があったのだ。看板の表示は「20分@100円・上限1000円」。
道路を渡るだけだったのに。
200円、損したんだよね、私。
思い出すと、今でも何かイラっとする。
その2:どうしていいか、わからずに…
場所は地下鉄内。
まず、登場人物と各々の位置を紹介する。(←ただし登場人物の人となりは、鞠子の想像)
窓に沿った長い座席、私は一番端。隣には年配の男性。その横も、とびとびに埋まっていた。車両には他にも乗客が点在していた。
そこへ、20代のお母さん、子ども2人、祖母の計4名が乗車、子どもと祖母が座り、その前でお母さんはつり革につかまった。
…そしたらさあ、私の隣の年配の男性が、つり革のお母さんに席を譲ったの。
なんで?なんで年配者が若者に席を譲るわけ?
当然、若いお母さんは固辞した。
老「どうぞ、どうぞ」
母「いえ、私は大丈夫ですから…」
老「遠慮なさらずに、どうぞ 」
母「いえ、いえ、本当に大丈夫ですから…」
祖母「(年配男性に向かって)お気遣いなく、どうぞ座って下さい」(←祖母も参戦)
母と年配男性は、揺れる車内で立ったまま。三つ巴で続く席のゆずりあい…
…当然、私の隣の席は、ぽっかり空いたまま。あんまりしつこい譲り合いに、乗客の多くが注目している。
長い座席にぽつねんと座る私にも、何となく冷たい視線が…
どうすりゃあいいんだ?
いっそ、私も立ち上がって、母&年配者の2人に席、譲るか?
それもおかしな話だろ?
身の置き場のない乗車時間20分、針のムシロに座っているみたいでした。