ナミダのクッキングNo.236 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

聞いたか読んだか、忘れちゃった話なんだけど。

どうしても、歩行リハビリを拒むおばあちゃん。療法士が必死に声をかける。
「さあ、この平行棒につかまって、向こうの端まで行きましょう」
「いやだ。行かん」
「どうして嫌なのかな?」
「だって端まで行ったら、また戻って来なならんのやろ」

…なかなか、鋭いところを突いている。

以下は私の話。
朝、どんなに遅刻しそうでも、化粧せずに仕事に行けない。あわてている時に限って、マスカラが余計なところにペタっとついたりする。
わっ、しまった…ますます焦る。

帰ってきたら落とすだけなのに、よくもこんなこと、毎日繰り返しているなあとあきれるばかり。

それに、
化粧をする時は、汗や皮脂に強くて落ちにくいものを選び、落とす時は、しっかり落とせるクレンジングを選ぶ。
考えてみれば、ばかばかしいことしてるよね。

それと私、
アクセサリーをせずに、仕事に行けない。し忘れると、何か一枚、下着をつけ忘れたようで落ち着かない。
基本パターンは、右手に2、左手に1、計3本の指に指輪。さらに右手には10連ビーズのブレス、左手にはパワーストーンのブレス2本、それにネックレスをつける。

ジャラジャラ状態。

そのくせ、家に戻ると、早く外したくて仕方がない。

おかしなルーティン。

どうせ戻って来なきゃならないんだから、歩かない。

どうせ落とさなきゃならないんだから、化粧はしない。

どうせはずさなきゃならないんだから、アクセサリーはしない。

…真理ではある。
…が、しかし、どれもムリな話。
意味のない繰り返しや行動パターンでも、省略できない「やむを得ない無駄」なのだ。

…などといろいろ理屈を言ってる間に、

早起きして、化粧&アクセサリー装着すればすむことじゃん。

少なくともリハビリは、無駄じゃないし。