↑タイトルは
NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で、こんな台詞を
聞いた覚えがあって、最近ほんとにそうだな~と。
ドラマでは当人同士に例えられていましたが。
私の場合、違う立場で…です。
約10年間、同じ職場で苦楽を共にした同僚というよりか
戦友と言った方がふさわしいMさんがいる。
Mさんの歳は私よりか8歳ほど下になる。
仕事を辞めるタイミングも1か月違いだった。
Mさんはこの度、
東海三県下→東北地方へ嫁に行く事になった。
(出逢いはネットだというから、時代を感じます)
退職して1年以上経っているし、退職後も1度ファミレスで
会ったくらいだったけれど、嫁ぐ前にもう一度会うことになった。
先月、10年間の感謝の気持ちを込めて、昔からMさんが
憧れていたストウブの鍋を
結婚祝いに買って贈った。(25,000円ほど)
とても喜んでくれた。
その時Mさんから、
M:「男爵、私の結婚式に来てください。
往復の交通費は勿論、結婚式が夕方からなので
ホテルもこちらで用意しますので!
これは、遠方から来てもらう参加者全員にそうする事なんで」
と言われた。
内心「…そんな遠い所、行きたくない」って思った。
私:「…ありがとう。気持ちだけで十分だよ。」と、何となく断る方向へ。
すると
M:「退職して1年以上も経ってるし、私の職場から出席してもらえそう
なのは、男爵だけだから、お願いします。」
と断りきれず、逃げ切れない以上断る雰囲気も失礼かと
参加する事にした。
後日、Mさんから
M:「行きは、男爵ウチの実家の家族と同行でいいですか?
飛行機のチケットもまとめて取るんで!」
と連絡があり任せた。
数日後また連絡があり
M:「帰りは、観光したい人、帰りたい人とかバラバラ
なんで、帰りだけ自分で飛行機なり電車のチケット準備
して下さい。ホテルは確保済です。」
ときた。
内心、「はい~?」って思ったけど、
結婚式で大金がかかるのに、参加者の交通費・宿泊費を
負担はキツイよね。うん。
と思い直し
すぐさま、快く了解した。
私はネットで飛行機のチケットを予約するなんて初めて。
早く予約すると、そうでないのとでは1万円以上も差があった。
Mさんの言うとおり「帰りの片道航空券」を予約して
クレジット決済も済ませた。
そして、先週になって
M:「男爵、すみません。
行きの飛行機のチケットが確保できませんでした。
すみませんが、各自で準備して頂き
当日、こちらから「車代」として代金を渡す事になりました。」
と連絡が…。
さすがに、え!っと思った。
航空券、今3月で結婚式は5月下旬だよ?
私、らくらく航空券買えたから「確保できない」は嘘だね。
きっと金銭的に現実を見て、無理って思ったんでしょう。
車代…期待しない方がいいな、こりゃ。
でも!だったら、最初からあんなイイカッコしないで
「結婚式が遅い時間帯なので、宿泊ホテルは用意しますが
交通費は各自負担でお願いします。」
って言ってくれた方がいいのに。
飛行機のチケットだって、最初から往復で買えば手間とか
省けただろうし、ちょっとは安くなったかもしれないじゃん!
というわけで、
再度「行き」の航空券をネットで予約して
クレジットカードの再発行の道を辿ることになったワケです。
(前の記事を参照されたし…)
Mさん…
お金には本当に細かい人だった。
一緒に働いていた頃も、2人で残業していた時
院長から「これで、何か食べて」と1万円貰った。
その時、Mさんがお金を預かり、後日何か食べに行く約束を
したのに、Mさんはお金を預かった事を忘れてしまった。
その後、なんか言い出す機会がなくて。
今でも、5千円返せ~!って思ってる。
何か食事に行っても1円単位で割り勘になるので
「これくらい出すよ」と、私がいつも大目に払うのが常だった。
私の方が年上だけど、収入はパートですからね。
正社員のMさんの足元にも及びませんがな。
そんなMさんだけど、
自分のネイルスクールの100万とか、
趣味の自動車(外車で新車に乗っていた)には
惜しみなく注げる人でした。
今回、祝儀に5万くらい包もうと思っていたけど
通常通り3万円にしようと思う。
結婚式なんて、もーいいやって感じです。
Mさんの結婚でなんやかんや10万近いお金が出費。
どうせなら、行きたかった韓国旅行に使いたかった。
知人が一人もいない結婚式。
見知らぬ遠方の地。
慣れない飛行機移動。
あの時、断りきれなかった自分を恨む。
結婚式なんてウンザリ!