胸の再建は、本人のやる気さえあれば
道は開ける。
と、思っていたけど、どうやらそうでもないらしい。
■5/8 6月~ジムのコース変更申請。
術後はしばらくジムには来られなくなるから
利用料金を救済すべく
フルタイムから時間枠の決められたコースへ。
退会してしまうと、今度入会手数料で13,000円くらい
とられるので、約半額の時間枠のコースに変更。
6,000円、もったいないけど、仕方ない。
■5/14 がんセンター1年検診。
毎年7月に受けているけれど、再建が6月予定
だったので繰り上げた。
がんセンターでは毎年マンモ・血液検査・エコーのみ。
だけど、今年は主治医から術後初めてCTを撮影する
よう指示が出た。
(1か所マンモで気になる影を見つけたようだった。)
この日から、生きた心地のしない日々が始まる。
■5/18 再建する病院で術前検査を受ける。
再発・転移の文字が頭に過りながら
この検査も無駄になるのかも…と思いながら
心電図・レントゲン・呼吸の検査、採血(HIV検査も)
を受ける。
■5/22 地元の県病院にてCT撮る。
造影剤を使って頭~腰まで。
こんなに広範囲撮影指示あったなんて、絶対やばい。
なんかあるな、とここでも更に思う。
■6/2 県病院でCTの検査結果を聞く。
仕事日でしたが、3時間ほど職場を抜けさせて貰い
県病院へ行った。
待合室から名前を呼ばれて診察室へ入るまで
心臓の音が頭までドクドク響き、耳の鼓膜にも
音がバウンドするかのよう。そして口の中は
緊張のあまりパサパサになった。
「がんばれ、私。最悪の結果が出ても受け止めろ。
なるようにしかならん!!!」
と、先生の前に座る。
結果、「異状なし」「予定通り再建に進めますね」
…え?そうなの??
あんなに覚悟を決めていたのに…。
ああ、でもよかった。
実家の母に会計待ちの間、すぐさま結果を伝えると
「ああああ、よかった・・・・・っ」と電話口で涙声の母の声。
その晩、くうみんさんにもメールで報告。
この日、くうみんさんはお出かけされていたのですが
その出先でも、私の結果を心配し、気にかけて下さって
いたとの事。せっかくのお出かけ日に、余計な心配を
おかけしてしまって、すみませんでした。
■6/5 再建予定の病院で術前の麻酔科の受診。
麻酔科の先生が若くてカッコイイ系だったので
ちょっと嫌だな…と思ったり。
硬膜外麻酔を使うとの事。
なんだか、怖い。
5月以降…
①がんセンター ②県病院 ③再建する病院
の3病院を代わる代わる受診した。
時間もお金も血液も、まーよく使いました。
今月は医療にかかった費用が私一人で5万くらい。
・CTとか、数分の撮影だけど、料金は約1万円ちょい。
・がんセンターの1年検診代が約7,000円。
・がんセンターは遠方で高速乗っていかないと行けなくて
ETCだけで5,000円はかかる。
・ゾラデックスも1回13,000円。
・フェアストン代が5000円
・再建の病院も術前検査で約1万円かかったし。
ここも病院が遠いから、ほんとお金がかかりました。
久しぶりの入院準備。
入院は、抗がん剤治療を受けて以来だから
4年ぶりくらい?
10~2週間ほど入院期間になるらしい。
美容院でカラーをし直して
犬を実家の母に預け
下着類を新調した。
午後からは洗剤やシャンプー類を購入。
電化製品持ち込み禁止って書いてあるけれど
DVDは必需品。
図書館で本も借りてこよう。
硬膜外麻酔有りの入院だけど
3食寝たきりの入院は、主婦には
かなり贅沢なひと時。
有意義な入院生活を送る為に入念な準備を。