2024.5.23
泉南市埋蔵文化財センター主催のセミナーに参加しました。
久世仁士先生にお世話になって「馬見古墳群をあるくー古墳と花と新緑を求めてー」と銘打ったセミナーです。先週の座学で古墳のお話を聞いて今日は現地見学でした。
古墳の詳細な紹介は省かせていただきました。悪しからずご了承ください。
季節によって様相が変わる丘陵公園を楽しく気持ちよく散策しました。
2回に分けて報告します。
過去に行った時の報告があります。
今回のコース
近鉄築山駅~新山古墳~新木山古墳・三吉石塚古墳~竹取公園~馬見丘陵公園
(公園内古墳・花園)~馬見丘陵公園館~(バス)~近鉄五位堂駅
公園内の橋を渡って北に移動します。遠くに先ほど紹介した佐味田狐塚古墳を分断
した位置に架けられた橋が見えます。
綺麗に整備されたナガレ山古墳に到着です。墳丘長105mの前方後円墳です。
二段築成で墳丘を二段に巡る埴輪列が確認され、ほぼ全面に葺石が敷かれて復元されています。
東側のくびれ部には二列の埴輪列で区画された遺構が残っていて、葬送時に墳丘に
登る通路だった推定されています。
前方部の上から後円部を眺めた風景です。
前方部墳頂には埋葬施設があり、箱形木棺を粘土で覆った粘土槨があり棺内には
副葬品はなく、被覆粘土内に多くの鉄製品が埋め込まれていたそうです。
後円部の墳頂から見下ろした前方部。
左に墳丘に登る通路が設けられていました。
馬見丘陵公園の古墳群の地形模型がありました。
馬見丘陵公園は季節の花が咲き誇る花の好きな人にも良い公園です。バラ園。
やや時期は過ぎかけているものの各種のバラが咲き誇っていました。
バラ園の向こうに見える乙女山古墳です。日本最大級の帆立貝形の古墳です。
バラの花を何個か写してみました。
これは?斑入りダンチクだと思います。白い葉が目立ちます。
菖蒲園はこれからが盛りのようでした。いろいろ名前が表示されていました。
少しだけ写しました。
この後は公園館に戻ってバスの発時刻まで館内を見学して今日の見学は終了。