2018.12.8
寒い一日。広陵町と河合町にまたがる奈良県営馬見丘陵公園へ平地ハイキング。
この公園は歴史的遺産(4~5世紀に築造された馬見丘陵古墳群)と豊かな自然環境を保全・活用する為に、奈良公園に次いで県下2番目の広域公園として昭和59年度に都市計画決定を受け事業に着手したものです。
計画面積は65.3haですが、平成24年6月末現在、56.2haが開園されています。馬見古墳群を訪れるのは約10年ぶりです。以前の報告はここにあります。

 

今回のコース
  近鉄五位堂駅~牧野(ばくや)古墳~馬見丘陵公園(園内散策)~三吉石塚古墳
  ~近鉄五位堂駅

 

近鉄大阪線五位堂駅から北へ広い道路を進みます。
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綺麗に舗装された歩道が続きます。
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五分ほど歩くと右手にかつらぎの道入口方向への標識があり、遊歩道のようになっています。
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かつらぎの道は歩道と自転車道が分離されています。
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真美ケ丘の住宅街を貫通する遊歩道です。
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車の通らない遊歩道は、やく2.2Km続きます。
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旧大字疋相(ひきそ)の碑が。
奈良盆地の中西部にある広陵町はニュータウン化が進んでいます。
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道沿いにはこんな広場が、真美ケ丘メモリアル広場だそうです。
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かつらぎの道の北端。標識に従って左の牧野(ばくや)古墳に向かいます。
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直ぐに道路を隔てた前方にこんもりとした丘が見えます。
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少し登ると、
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丘陵の南に面して石室の開口部が
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県下でも最大級の巨大な横穴式石室で石舞台古墳に次ぐ大きな石室です。
古墳時代末期(6世紀末ごろ)の築造で、巨大な古墳が築かれなくなった時期に当たるため、こんな時期にこれだけ大きな円墳が築かれたからには、当時の有力な人物が埋葬されたと考えられています。
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古墳が造られた丘陵に登って見ました。
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西南方向に二上山から金剛山までが連なって見えます。
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丘陵から東へ下り古墳を一回り。
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とちゅにあった、石のベンチ。
説明には文代山古墳の長持形石棺の底石とのことです。
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かつらぎの道の北端まで戻って今度は反対側、東の方へ20分ほど歩いて馬見丘陵公園へ行きました。
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南エリアの西端から入りました。地図にあるように広い公園です。
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馬見丘陵公園はさらに馬見古墳群のいくつかの古墳も組み込まれた広大な広さです。
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復元されたナガレ山古墳の側で昼食をとりました。前半の報告は終了です。

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