2024.5.23

泉南市埋蔵文化財センター主催のセミナーに参加しました。

久世仁士先生にお世話になって「馬見古墳群をあるくー古墳と花と新緑を求めてー」と銘打ったセミナーです。先週の座学で古墳のお話を聞いて今日は現地見学でした。

古墳の詳細な紹介は省かせていただきました。悪しからずご了承ください。

季節によって様相が変わる丘陵公園を楽しく気持ちよく散策しました。

2回に分けて報告します。

過去に行った時の報告があります。

2009年4月2018年12月2023年10月

 

今回のコース

  近鉄築山駅~新山古墳~新木山古墳・三吉石塚古墳~竹取公園~馬見丘陵公園

  (公園内古墳・花園)~馬見丘陵公園館~(バス)~近鉄五位堂駅

 

近鉄築山駅を馬見丘陵公園のある北の方へスタート。

今日は見学しませんでしたが駅の南側にも築山古墳等の大小古墳が沢山あります。

 

柏手池の淵にあった地蔵堂と庚申さんの石碑。

 

最初の見学地までの途中。大和高田市から広陵町に入りました。

 

柏手池の側の公園に立っていた池にまつわる顕彰碑?のようです。

 

高田川に沿って県道河合高田線を北へ

 

新山(しんやま)古墳まで来ました。池がありますが古墳と関連がないそうです。

 

カワウがいました。

 

新山古墳は珍しい前方後方墳です。後方部から見た古墳です。

宮内庁によって武烈天皇大塚陵墓参考地に治定されていて立入り禁止です。

 

馬見丘陵古墳に向かって県道河合高田線を北上します。

 

安部橋のところで高田川添いの歩道を北へ

 

途中から時計台公園(広陵第1号近隣公園)の方へ歩て小休止。

 

休憩後はさらに、笠ハリサキ線まで北上して左折。新木山古墳まで来ました。

 

新木山(にきやま)古墳に沿って右折。整備された帆立貝形の三吉石塚古墳に到着。

埴輪の並ぶ墳頂から二上山方面の眺め

 

墳丘を見下ろすと葺石や埴輪列が見えます。

 

造り出し部(後方部)を見下ろしています。

 

道を隔てて東側に新木山古墳の後円部が見えます。

新木山古墳は馬見古墳群では大きい前方後円墳です。

新木山古墳も宮内庁により第30代敏達天皇皇子押坂彦人大兄皇子(おしさかのひこひとのおおえのみこ)舒明天皇御父三吉陵墓参考地に治定されています。

 

さらに北上。竹取公園まで来てお昼にしました。

古代住居広場では、約1500年前の古墳時代の住居を学術的に復元していました。

 

竹取公園を後にして馬見丘陵公園に入園します。竹取公園の眺めです。

竹取物語、かぐや姫の舞台はこの付近ということです。竹藪の向こうに讃岐神社が

あり、竹取の翁、讃岐造が住んでいた地域とのことです。

 

馬見丘陵公園内の古墳散策です。帆立貝形の三吉2号墳。

 

公園南端部の古墳マップ。

 

公園外の馬見古墳群中最大規模の巣山古墳が見える場所に来ました。

 

4世紀末ごろ築造された墳丘長約220mの前方後円墳です。

前方部の西側に出島状遺構があり水鳥、衣蓋、盾、家、囲、柵形埴輪が立てられていて、他にもいろいろな物が出土しているそうで国特別史跡に指定されています。

 

帆立貝形佐味田狐塚古墳です。道路により墳丘の真ん中で南北に分断されています。

 

小さな前方後円墳のダダオシ古墳。

前半はここまでです。

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