2023.11.11
今年5月に歩いたコースを紅葉の時期に歩きました。
コースの詳細は3回に分けて5月に報告していますのでご覧ください。
今回は龍穴神社へは行きませんでした。
今日のコース
近鉄室生口大野駅~(バス)~室生寺~門森峠~大野寺~近鉄室生口大野駅
室生寺バス停で下車。進行方向へ200mほど歩くと室生寺への太鼓橋があります。
室生川に架かるこの橋は室戸台風で流されたそうですがその後、再建されました。
入山料を払って境内に入ると仁王門があります。
江戸時代、元禄年間に焼失したままでしたが、昭和40年に再建されました。
自然石の鎧坂を登って行くと金堂と弥勒堂があります。
今回は写真をカットしています。5月に行った報告をご覧ください。
一段上に登ったところに建つ金堂です。バリアフリーの世界とは程遠い境内です。
本堂の右横には桂昌院塔がありました。
室生寺は長く興福寺の勢力下にありましたが、徳川綱吉の母、桂昌院のご尽力で
真言宗の寺となり、寺の復興のため多額の寄付されたそうです。
さらに石段を登ると有名な室生寺最古の建造物、五重塔が建っています。
今日は700段ほどの石段が続く奥の院へは登りませんでした。
北畠親房の墓と言われている鎌倉時代末期の五輪塔がありました。
大正5年に五輪塔内部から、木製五輪塔が発見され、この塔の下2輪(地輪・水輪)
の内部が刳り抜かれ水晶製五輪塔が納められていたそうです。
石塔下からは納骨壺が見つかり、なかに水飴状の液体と少量の骨片のあることが確認されたそうですが埋葬者を確定することはできなかったそうです。
北畠親房の墓は西吉野の賀名生(五条市)に有ります。
ここの軍荼利明王は手が10本あります。
梵字のバンを字をした、バン池。
室生寺を後に、東海自然歩道を近鉄室生口大野駅へ戻ります。
途中、室生の集落にあった水神さんと呼ばれる祠。
室生山上公園の横から山道の急登です。
500mほどの距離ですが門森峠まで息を切らせて登ります。
峠を過ぎると緩やかな下りが続きます。
但し、苔むした石畳の為、思うようには歩けません。
滑らないように気を付けながらの下り道です。
ようやく、歩きやすい道になりました。
小さな長谷川沿いを歩いていきます。
やっと、今朝通ったバス道に出ます。
後は、フラットな舗装された道です。
長谷川、室生川は宇陀川に合流します。大野寺の摩崖仏まで戻ってきました。
うっすらと仏像が刻まれているのが確認できます。
5月に詳しく報告したので今回は大幅に省略しました。