2023.5.3
近鉄室生口大野からバスで室生龍穴神社へ。
そこから歩いて室生寺、東海自然歩道を経由して大野寺。駅まで戻ってきました。
距離はあまりありませんが急坂、滑りそうな石畳のコースでした。
4回に分けて報告します。
今日のコース
近鉄室生口大野駅~(バス)~龍穴神社~吉祥龍穴~室生寺~門森峠~大野寺
~近鉄室生口大野駅
室生寺は真言宗室生寺派の大本山です。山号は宀一山(べんいちさん)または檉生山(むろうさん)。本尊は如意輪観音で別名「女人高野」と呼ばれています。
鎧坂を金堂の方に登っていきます。坂の両側に咲いていたシャクナゲ。
国宝に指定されているこけら葺きの金堂です。
平安時代初期の建立ですが鎌倉時代に大修理がなされたようです。
国宝の釈迦如来立像を中心に重要文化財の右に薬師如来立像、左に文殊菩薩立像。
金堂の右手奥に建てられている天神社拝殿。
左脇に10本腕の軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)石仏が岩に彫られています。
そのさらに奥に天神社の祠が建っています。
金堂の左手に建つ重要文化財の弥勒堂。こけら葺き
修円が興福寺に創設した伝法院を受け継いだと伝えられる鎌倉時代の建物です。
国宝の本堂(灌頂堂)まで来ました。
鎌倉時代に建立された檜皮葺、入母屋造りの建物です。
重要文化財の本尊、如意輪観音菩薩像が安置されています。
室生寺のシンボルともいえる五重塔が見えてきました。
両側にシャクナゲが咲く石段を登ります。
国宝の五重塔です。平安時代初期の建立で室生山中最古の建物です。
16.1mの屋外に建つ五重塔では国内最小だそうで九輪の上に水煙でなく水瓶が載せら
れています。
修円僧都の廟がありました。
興福寺の高僧、賢環の弟子で師弟で室生寺を建てたと伝えられています。
石仏が並んでいました。
五重塔を過ぎると奥の院に入ります。急な石段が延々と続きます。
杉木立に囲まれた石段を登っていくと建物が見えてきました。
斜面にせり出した懸造りの常燈堂(位牌堂)までもう少し。
舞台の真下まで来ました。
奥の院につきました。弘法大師を祀る重要文化財の御影堂です。こけら葺き
頂上に石造りの露盤が置かれています。奥に七重の石塔も見えます。
常燈堂(位牌堂) 舞台の方に回廊がせり出しています。
回廊からは盆地のようになった室生の集落が見下ろせます。
今歩いてきた長い急な石段も眼下に眺められます。
奥の院を参拝後、山門まで戻ります。本堂まで降りてきました。
鎧坂を下ります。
鎧坂を下り終わった右手バン字池の上手に弁天様が祀られていました。
その2の報告はここまでです。