G研でがん告知をされた後、友達のアドバイスもあり、セカンドオピニオンを受けることにしました。

G研の先生に伝えたところ、快く紹介状を書いていただき、MRI/PET-CT/CTのデータもすぐにCD-Rに焼いてくださいました。

 

その後、2つの病院を受診することになったのですが、「セカンドオピニオン外来」と、「一般外来」と分けて受診しています。

初めはその違いが良くわからなかったのですが、その病院で治療を受ける可能性があるかどうかによって、たてつけが異なるようです。

 

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病院Aでのセカンドオピニオン外来受診

この病院は友人の家族が働いており、すぐに婦人科でセカンドオピニオン外来を取り付けることができました。

治療実績は全国レベルで見れば多いものの、G研や病院Bと比べると、やや少なめ。

G研の治療方針に対する客観的な意見をもらうことを目的に受診しました。

30分単位で20,000円かかるので、時間を有効活用できるように、事前に聞きたいことをメモしていきました。

特に小細胞型のがんは治療方針が確定されていないこともあり、治療方針をメインに質問しました。

 

病院Bでの一般外来受診

この病院での婦人科の治療実績はG研に次ぎ、日本で2番目に多かったので、治療を行う可能性もあると考えていました。

そのため、「一般外来」で受診しました。受付の時に「セカンドオピニオン外来」で受診するか、「一般外来」で受診するか聞かれたので、その際に回答しています。

 

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セカンドオピニオン (一般外来) をもらうところまではスムーズにいったものの、病院によって治療方針が全然違うガーン!!

基本的には治療ガイドラインに沿って治療方針を決めていると聞いており、病院によって方針に大きな違いはないと思っていたので、想定外の結果となって困った困った・・・組織型が特殊ということもあり、意見が分かれた模様。。。

 

因みに病院ごとの見解は以下の通り下差し

  • G研 → 手術 (最短で1.5か月先)+術後化学療法 (シスプラチン+イリノテカン)
  • 病院A → 術前化学療法+手術+術後化学療法
    • 腫瘍が大きかったため、病院Aでは抗がん剤で小さくしないと手術できないとのこと
  • 病院B → 手術 (最短で2週間先) +同時化学放射線療法

 

困った私はすぐにまた友達・上司に相談電話電話

 

治療方針を決めたり、病院選びをする際の判断基準を教えてもらいました下差し

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治療方針については、こちらの治療ガイドラインも参考にしたのですが、小細胞癌の治療方針は症例が少ないので確立されていないと書いてありました。そのため、病院によって治療方針が異なるのは当たり前で、どれが正解か、素人の私には判断できないと思いました。
 
 
そこで上記の判断基準に基づいて決めることにしました。
まずは治療実績の観点から、日本で一番多いG研か、二番目に多い病院Bに絞り込みました。
 
病院の通いやすさと主治医との信頼関係においては大きな差はなかったので、判断基準から外しました。
 
最後の決め手になったのは、治療スケジュールです。
G研は最短の手術日が1.5ヶ月先であるのに対し、病院Bは2週間後と、1ヶ月も差がありました。
 
小細胞癌は進行も早いと聞いていたので、なるべく早く手術をして欲しいとの思いから、病院Bで治療を進めることにしました。先生は1ヶ月でそんなに進行しないと言っていたので、私の気持ちの問題だけかもしれませんが…悲しい悲しい
 
病院選びは悩みに悩みましたが、いろんな方のアドバイスもあって、どのような観点で判断すればいいかがわかり、比較的短期間で決めることができました。
 
悩むオプションがあるだけ幸せなことかもしれませんが、もし病院選びで悩まれている方がいらっしゃったら、参考になれば幸いです。