今朝6:30の気温17.7℃
昨晩から久しぶりの恵みの雨、累計30㎜降りました。
カラ梅雨の影響で、梅雨時にしては、少ない雨量でしたが、身近な草木や生き物達には、慈雨となりました。
家庭菜園の夏野菜たちも、この雨で一息つけたようです
グルっと外周をネットで囲み、イノシシ被害も今のところ、大丈夫のようです
ジャガイモ・タマネギ・ニンニク等を収穫し、空き地が目立っています
さて、
この時期、我が家の伝統料理「朴葉すし」を作りました。
岐阜県では多くの地域で、昔から田植えが終わりホッとした頃に、濃緑になった朴葉を使って、朴葉すしを作っています。
具材は基本のシャケに、それぞれの家庭の好みに合わせ、色んな具材を盛り付けて、独自色を出してます
アタシの役目は、横の山に自生する朴ノ木から、葉っぱを採りますが、木は年々大きくなるため、手の届く所にはもう有りません
仕方ないので、老人が一番やってはいけない、脚立の天板の上に立って、約3m上にある葉っぱを収穫。
収穫した葉は、水洗いしてキッチンペーパーで汚れ取りし、節の部分をカットして完成
ここから先は、婆さんが作ってくれました。
我が家の具材は、酢飯 + 焼いて骨取ってほぐした塩シャケ、錦糸卵、あさりしぐれ、紅しょうが
完成
このすし桶は、親戚の大工さんから頂きました
昨年は、錦糸卵じゃなく佃煮昆布でした
近畿地方で有名な「柿の葉寿司」の海なし県バージョンのような食べ物です
日曜日に、孫たちに食べさせるために、作ったものです。
この日は、この他にポテトサラダや、焼き肉、汁物を作って家族全員が揃い、一緒に食べました。
が、大人達も孫達も苦労して作った、朴葉すしより焼き肉を喜んで食べ、朴葉すしは・・・
この時期を外れると、朴の葉っぱが固くなる&虫食いで穴が開くので、今しか出来ない伝統のソールフードです
久し振りで、家族全員集合でわいわいがやがやと楽しめましたが、次の世代は手間の掛かる朴葉すしの伝統、受け継いでくれるんでしょうかねぇ
塩シャケも値上がりしたし・・・