役者・パフォーマーぎつをのブログ -6ページ目

『猿の惑星 創世記』が衝撃

これはひっさびさにブログ書きたくなる。

2011年の衝撃的な映画、第一位。

もう傑作と断言する。ホント


俺は68年の第1作「猿の惑星」とティムバートン版(いわゆる6作目にあたるのか?)しか見ていないのだけど、ぶっちゃけティムバートン版は「そういえば観たはずだよな・・・」と思いだす程度で全く思い出せないくらい。
でも、チャールトン・ヘストンのでてくる第一作は中学だか高校ん時に観てものすげぇ衝撃だったのを覚えている。
ラストの絵が衝撃的すぎて今でも鮮明に思いだせる。内容もはっきり覚えている。とにかくすごい映画だった。脳裏から離れないもん。あの手塚治虫氏をして「とにかく傑作なのだ」と言わしめた作品でもある。
俺が選ぶエンディングが衝撃な映画、不動の第一位は間違いなくこの『猿の惑星(1968)』である。
(ちなみに2位は『カサブランカ』かな)

そして今回の創世記。

すごい。観終わって母親と2時間もこの映画の話題で尽きなかった。

「いい芝居ってのは観終わった後にお客さんをおしゃべりにするんだよね」って誰だか忘れたけどそういう風に言ってて、ホントそうだよなって思うのよ。
んだから終演後、客だしの時には絶対に「どうだった?」って聞かないゾってのが俺のポリシーだったわけ。だって面白かったら観てくれた人は絶対に自分から感想言いたくなるもの。
だから正直、観客として観終わって特に感想もない場合に知り合いの出演者から終演後に「ふぅ、おぉ!ありがとね。どうだった?」って聞かれることが結構嫌いだったりする。

ぁ、話がずれた。


あの窓はどういう意味だかわかるとか
オリジナル版もラスト衝撃だったけどこの映画のラストはそれを上回る衝撃だよねとか
このシーンは猿の惑星シリーズファンにはニヤリとさせるよねとか
JACOBSってすごい意味だよねとか
Yahooの映画レビューを観ながらあーだこーだ言い合ったりとか。

なんかこういう風に共通の映画を観て家族とこんなに話せるっていいなって思ったり
とにかく第一作を観てこの映画を観たことが今はただ幸せだぜ。
エンドロールで席を立つ人間は不幸だ。マジで。
俺は震えたぞ。

スターウォーズシリーズが好きでEP3が嫌いじゃない人は絶対好きだと思う。
スパイダーマンの映像に迫力と興奮を覚える人は絶対好きだと思う。
ティムバートン版は忘れちまったが、コレは10年後にも記憶に残る映画だと思う。

シーザーの演技は必見。ブラックスワンばりの名演技だ。

今回も予告は観ない方がいい。予告観るなら68年の観た方が良い。
いや観てなくても全然楽しめるけど観たらより深く楽しめる。


これは映画館で観るべきだよ。

俺とApple

思えば一番最初にMacに触ったのは小5だった気がする。

Performa630っていう
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こういうやつで、そんときゃまだよくわからなかった。
ネットスケープっちゅうのもよくわからなかったし。

うちの母は何かと新しいもの好きで、携帯電話もKDDIになる前のIDOの時から使ってた。

んでそれからiMac
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のピンクを母が買ったからPerforma630が俺のもんになって
うちはスーパーファミコンとか買ってもらえない家だったから
キッドピクスとかシムシティでめっちゃ遊んでた。


中学の時はもぐらたたキーっていうソフトでブラインドタッチができるようになったのだけは覚えている。このころ学校のパソコンが全部Windowsで一時的にMac離れしてた。

高校に入ったら携帯電話を持てたことがうれしくてうれしくてパソコンから離れてた。
もちろん、母の影響でauに。

ってなわけで、パソコンはずっとマック。携帯はずっとau。

だからソフトバンクからiPhoneがでてもあんまし興味湧かなかった。
最近はMacをPhotoshopやIllustlator使うときくらいしか使わないのだけど、Macは俺の一部だった。

マックファンではあるけど別に経営者のことなんて全然知らなかったからジョブズのことを知ったのも2年くらい前からだったかな。
最初はスピルバーグに似てるなぁくらいの印象しかなかったけど経営の本とかをいくつか読むようになってジョブズのこともだんだん知るようになってきた。
スタンフォード大学の卒業式のスピーチ「Stay hungry, stay foolish.」はこれからもずっと俺の指針になると思う。

これはジョブズの言葉かわからないけど

イノベーションとは
「今にない、新しいものを作ること」ではなく、
「未来にある普通のものを作ること」である。


ってのは俺の辞書の1ページ目に大きく載せてある。

アップルストアに献花しようとまでは思わないけども、マックのおかげで自分の生活が豊かになったことは間違いない。


だからau×iPhone4S。



ぜってー買うぜ。


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カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』

いや、全然変な意味じゃなくて。



最近パフォーマンス系の舞台を2本観たのだけど、両方ともすごい今後の参考になった。

自分の中で残念だったのが、もはや技を魅せるダンスに何も感じなくなっていたことだった。
技って例えばバレエでいうピルエットとかブレイクダンスでいうマックスとかそういうの
大学入った時はそういう技ができる人が素直にかっこえぇって思ってたけど
もう自分の中の興奮耐久数を超えたみたい。
でも楽しかったー。


で、もう一つはブログに書こうか書くまいか最後まで迷ったのだけどやっぱ書く。
カンパニーデラシネラ
『ロミオとジュリエット』

いや、もうホント自分の追求したい世界の何十歩何百歩先を行っていて悔しいなぁっていう思いと
こんなにおもしろいのにこれを観られるのはホントに知る人ぞ知る世界なんだよなぁっていう優越感。
これ逃したら2011年損するよってくらいしもとり的なヒット作だった。

身体の面白さ、空間の使い方、観客との関係性、出演者の魅力、全体の構成
どれもこれもすごかった!!今年のベスト3入り間違いないわ。
これを2000円で観られる幸せ♪もう一度観たいわ。

だからいけたら絶対観た方が良いぜ。

出てる人ホントに全員が魅力的だったー。

あぁ、あの中の一人になりてぇ。