役者・パフォーマーぎつをのブログ -21ページ目

善意に隠れてた風評

地下鉄サリン事件から今日で16年

思えば阪神大震災の2ヶ月後に起こった事件だ。そしてあれは善意から生まれたものだった

今回の地震で完全にtwitter,facebookが情報源としての地位を確立したけど、
間違った情報もときどき流れてくる。

情報を拡散するには格段に威力を発揮するtwitterだけど今後twitterを使った凶悪な犯罪が生まれないかと変な想像をしてしまう。

テレビより新聞よりやっぱりtwitterだっていう風潮になって信頼がtwitterに流れた時に大きな地震がまたやってきて原発を利用したtwitter犯罪とかが起きても不思議じゃない気がしてしまう。。

例えば地震が起きたら煙が発生する装置を発明してそれがtwitterで「煙がでてる!危ない」というつぶやきが出回れば東京は大パニックだ。
そして犯人は「いっそのこと東京の『我欲』を一回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰は必要だった」とか供述する・・・


まぁ、こんなことただの妄想だが。(ちなみにこんなのを発見した)
こういう作品が生まれるのはいいけどこういう事件が起こるのは嫌だな。

つーかここまで行かなくても放射能のことや福島のことでめっちゃデマが蔓延しつつある。

静岡で震度6の地震があった次の日、駅のホームにあるショップからチラリと垂れ下がってる垣間見える新聞だか週刊誌から「富士山大爆発」という見出しがあった。

えぇ???と一瞬我が目を疑ったが、冷静に考えて新聞や週刊誌で働いている人にとっては気になるタイトルでそれを買ってもらわなければ生きていけないのだろうと思い我に帰った。。

こういう気になるタイトルの場合、記事はたいしたことないのが多いのだが、もしこれを事実確認もせずになんの考えもないアホが「やばい、これ俺にもできる人助けじゃね」と拡散されたら社会が回らなくなる。いや、もちろんこんなのRTされない情報の代表なのだが、巧みな善意に隠れた悪はどのように影を潜めているのかわからない。
厄介なのは「身の回りの人にもこの事実を伝えなきゃ」という善意を逆手にとられたら食い止めようがないことである。

今後この善意からのRe:Tweet拡散を利用した犯罪が生まれないことを密かに願う。


目下、ほうれん草や牛乳に関する件に注意が必要だ。農家が潰れかねない。
善意が悪用されかけているのは少し怖い。(参照1)


新聞を毎日読むようになって4年くらいになるが、正しい知識を得ようとする努力をしないと結局デマに振り回されるのは自分なんだと今回思った。そのために新聞が必要なんだなと今さらながら感じた。
政府や知識人の言う事全部鵜呑みにするんじゃなく、知識を得ることをさぼらず、どんな情報でも自分の中に落とし込んで判断しよう。

なんで計画停電が必要なのか
なんで原子力発電所は増えたのか

そういう風な書いてないことに疑問を持つこと大事にしよう。

テレビはこういうとき、自分の欲しい情報を知りたい時に流してくれないところに最大の欠点があるけど
とりあえず報道ばっかりに頼るとあぶないことだけは間違いない

風評被害は最小限にとどまることを切に願う。。。(参照2/3)


参照1

参照2

参照3これはひどい話である。



話変わるけど
村上龍のニューヨーク・タイムズへの寄稿文を読んだ。


すっごいいい文章だった。全米が泣いたと思う。

東京コメディストア

ひっさしぶりにみた、東京コメディストアj
1年ぶりくらいかな。

インプロという、要は即興芝居。

俺が結構影響受けた団体その1だ。純さんの本は今でも読む。俺のバイブルのひとつ。

今日は同期や後輩や旧友がつくったバーバラっちゅうunitのデビューだった。そこには変わらないいつもの魅力的な人たち
と同時に何かを強く求めている観客がいたように思う。


劇場にくる。そして見ず知らずの赤の他人であるとなりの観客と同じ瞬間に同じ物を見て笑いあう。

それが演劇のひとつの醍醐味なんだけど、今日の客席はすげーエネルギーだった。
異常なほど集中点が舞台上に向かってた。しかもずっと。最近なかなか感じなかったけど久しぶりに感じた。

それは演者のチカラも多分にあるのだけど、明らかにインプロが生み出す瞬間を観客一人ひとりが求めていた気がする。
プレイヤーのエネルギーと観客のエネルギーが肥大し見事に調和されてて素晴らしいショーだった。

まぁ単純に俺が久しぶりにみたからそう感じただけかもしれないが。

前回の日記でスカブラの話をしたんだけど、今日のクロコダイルというライブ空間は完全にスカブラを求めている気がした。


吉本興業が、3月18日より開幕予定の「第3回沖縄国際映画祭」の開催を決めたみたい。
この状況の中、「中止」よりも「開催」のほうがはるかに困難な道だと思う。特に笑いという分野、エンターテイメントの分野はなおさらだ。
「自粛」という言葉で日本全体が萎縮してしまっては経済活動的な意味で復興が遠のく。
だから吉本興業のこのような姿勢はすごい見習うことだと思う。

つーか純粋にこの文章めっちゃかっこいい。企業としてものすごい尊敬する。
この考えが芸人に行き渡ってるならすげー応援したくなる。

コメディストアはここまで考えたのかしらんけど、でも中止にしなかったのはすごい勇気だよなぁ

旗揚げ公演延期のお知らせ

こんな時だからこそという思いより
こんな時だし・・・という迷いが拡大して結局旗揚げ公演は延期になりました。


もーなんも考えられねー


この決断までにすっげーいろいろ考えた。

地震で大変な時に演劇をやることの後ろめたさや被災地への申し訳なさと
でも、どこのライブハウスでも劇場でも中止が相次いでいて、みんなが自粛して元気がなくなっているときにこそやらなきゃっていう想い

残り2週間でやりたいことを一気に詰め込むつもりだったのに
地震発生以降満足な稽古ができず、こんな状況で本番を迎えても結局やりたいことができない旗揚げになってしまったら俺にとってもお客さんにとっても不幸なことだし

照明を蛍光灯の灯りにして電力を最小限に抑え、美術は一切捨てて、衣装にめっちゃ金をかけて、完全に演技だけを見せる演出に変更すればなんとかなるんじゃないだろうかとか


ホントいろんなこと。


いっぱい考えて考えてそれでも延期した方がいいっていう考えが勝った。
自分の判断で自分が痛い目見るのは仕方ねーけど、役者やスタッフ、お客さんを巻き込むことになる。それはどうしてもできなかった。



ただ、延期するということは今回のキャスト、スタッフを一旦解散させるってこと。

もう二度とそっくり同じメンバーにはなれないから昨年末に人が全然集められない状況を思い出すとすごい苦しかった。苦しさはすごいあったけど状況が状況だった。


断腸の思いで公演延期。ご理解していただければと思う。


春のセンバツ、東北高校辞退の可能性があるらしい
甲子園にいくために毎日頑張っていた球児たちはどんな気持ちなのだろう。
毎日白球を追いかけ、他のあらゆる青春を一切捨て、人生で一度きりの高校生活をただひたすら甲子園のために毎日練習してきて、ようやくつかんだハレ舞台に
今回の地震。

どういう気持ちなんだろう。
ツーファイヴを解散させた喪失感と俺はどうやって付き合っていけばいいんだい?


今まで積み上げてった苦労を何のためらいもなく地震は奪っていった。

もちろん、被災地に比べたら微々たるものだけど。それにしても俺にとって今回の公演は自分で全部作り上げた大事な旗揚げ公演だったんだ。


今はこの動画を何度も再生してやっていけてる状態





もしこのブログを読んでいる人で公演中止にしようか考えている団体があったら
「絶対に公演をしてくれ」と声を大にして言いたい。


演劇やライブというものの性質上、今多くの活動が「不謹慎」として叩かれる可能性を持っているけど、不謹慎って言っちゃえばなんだって不謹慎になるし、不謹慎というレッテルを貼った瞬間にどんな善意だって悪に変わる。このまま自粛するムードが続けば経済が回らなくなって結局、自粛スパイラルに陥ってどんどん日本の活力奪われるぜ。ホント。

それにこんなことまで不謹慎と言われるともはやなんにもできねー

たぶん、何かを楽しむことが許されないこの緊張状態はいつまでも続かないから。
続いたらそのうち、多くの人がストレスで体調を崩しかねないし。

ちょっと笑えるページを2つほどご紹介。
こんな時だからこそユーモアを
奇跡の一枚はホントすげー。

ドラゴンボールな世界から東北を救おうとしてる2チャンのスレ


ドラゴンボールのスレだって受け取り方によっちゃ不謹慎かもしれない。
でも前回のブログにも書いたけど不謹慎と言ってしまえばなんだって不謹慎になってしまうわけで。
今許されざるものは「不謹慎」より「不寛容」であって普通の生活が楽しめない状況が増えれば増えるほど結局ダメになっていくと俺は思う。


以下、とあるブログから拝借ーーーーーーーーーーーーーーーー
スカブラという職業をご存知ですか?

昔、まだ九州で炭鉱が盛んだった頃の話です。10人の炭鉱マンが3勤務交代制で、石炭を掘っていました。勤務が終わると、炭鉱マンたちは、トロッコに乗って炭鉱から出てくるのですが、そこにはなぜか11人の炭鉱マンが乗っています。そして、その中の1人だけ、汗はかいていないし、服はあまり汚れていない。そして、ニコニコと笑っているのです。

この男こそ、「スカブラ」なのです。

スカブラは、石炭を掘りません。炭鉱の中で、エッチな話やおもしろい話をしたり、みんなにお茶を出したりしているのです。これが仕事なのです(笑)

このようにスカブラを採用して仕事をしていた九州の炭鉱会社でしたが、日本のエネルギーが、石炭から石油に代わっていくのに合わせて、会社も傾いていきます。

すると当然、リストラの話になるわけです。役員たちは話をします。当然、「何もしていない"スカブラ"からクビを切ろう」という結論になります。

そして、スカブラをリストラし、10人の炭鉱マンのみが、炭鉱の中に入って行くようになりました。

その結果どうなったか?

作業効率が大きく下がりました。スカブラがいなくなってから、今まで同じ時間でやれていた仕事が、全然できなくなってしまったのです。そして、炭鉱マンたちの人間関係もギスギスしていったそうです。

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今テレビや新聞では悲惨な映像とかアナウンサーの苦しい声のトーンしか流れてないから、知らず知らずに多くの人が不安やストレスを感じてるはず。

息抜きすることが許されない状況ってのは絶対に人間の身体によくない。



俺、実は宴会・婚礼業界に片足突っ込んでるんだけどやっぱどんどんキャンセルになってるらしい。
早稲田や慶應、上智らへんの大学じゃ卒業式中止だぜ?

せっかくの祝い事はやめんなよ!どんどん楽しいことなくなっていくじゃんか。

だから、正直どんなに強引でも公演は決行したかった。。

でも、障害がでかすぎた。


頼むからこのブログを読んでる広義でサービス業の人たち。
地震に負けないでください。俺に言われるようなことじゃないけど。

んで、演劇関係者で3月、4月公演抱えている人。
マジでここは踏ん張って公演してくれ。
本当にこの状況で頑張る劇団を見殺しにはしたくない。
だから安全確保には万全を期して、吊りものなどは数重の安全確保を行って欲しい。
そんで、上演中に強い余震があった場合は、即刻上演中断、中止を約束して欲しい。
あとはキャストスタッフが劇場に通えることを大前提に体力勝負だということを悟って

思いっきり頑張ってくれ。



最後に、こんな状況でも劇場に行こうかどうか迷っているお客さんへ。
そんなに演劇を愛してくれてありがとう。
まず、灯台(照明器具)は絶対に落ちてきません。
落ちたとしたらそれは灯り屋のぬかりだ。
そして地下の劇場だったら構造物がつぶれにくいから意外と安全。入口が塞がれなければ地上にいるより安全らしいぜ。
あとは観終わってから家に帰れるかどうかもしっかり考えた上で劇場にきてね。
自分の身の安全を最優先に劇場にきたら非日常の瞬間を大いに満喫してくださいな♪
こんな状況で劇場に行こうか迷ってるお客さんを大事にしねー演劇関係者はいないと思うから。
きっと忘れられない観劇体験になる可能性は普段より強いと思う。




そんなわけで俺もしばらくの間はただの観劇人に戻ろうかな



とりあえず第一期メンバーに感謝を込めてこんな動画作った





なんかこれつくってたらみんなの笑顔に癒されてけっこー精神回復してきた(笑)ちなみにこれを書き始めたのは昨日のこと。どんだけ立ち直るのに時間かかってんだ俺。


明日からネオⅡ→Ⅴ再建に向けて頑張ろうかなにひひ