サントリーニ島挙式&ハネムーン その1 | エトランゼ-別館-

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元がん患者。
主婦、時々、旅人。

サントリーニ島の絶景

 

2019年のゴールデンウィークにギリシャの離島にて結婚式を挙げてまいりました。

2人だけの小さな挙式ですが、サントリーニ島の絶景の中で

ウェディングドレスを着る夢が叶い、とても幸せです。

海外婚の中でも、ギリシャでの挙式は珍しいかと思いますので、詳細をレポします。

 

今回の旅はメインイベントが挙式ということで、

いつもより早めに動きだしたのですが、なにせ10連休のGWということで、

年明け直後の段階でフライトチケットはとんでもないお値段!

 

そこで少しでも経費を削減すべく、回り道してサントリーニ島を目指す計画を立てました。

経路はざっくりこんな感じ↓

 

成田 - 香港 - ドーハ(カタール) - アテネ(ギリシャ) - サントリーニ

 

つ・・・つかれる・・・・・・。これは確実に腰をやられる・・・・・・。

ただでさえ飛行機が苦手な旅人なもんで、出発前から心が折れかけておりましたが、

やってみると案外なんとかなるもんです。

 

できるだけ安いフライトチケットを手に入れるため、帰りは香港で一泊となりました。

GWは日本イン/アウトの航空券だけがとんでもなく高いので、

日本からまず近場へ短距離フライトで飛び、そこから長距離線に乗り換える手法です。

まあ、あれです、バックパッカーが良くやる手です。

結婚式なのに!抜けきらない貧乏旅根性!

 

ということで、移動はずっとエコノミーの座席で小さくなって耐え忍んでおりました。

 

そして乗り継ぎ乗り継ぎを経て、アテネに到着!

さっそく観光三昧だ! と思いきや、なんとアテネはその日、

イースターの祝日でございました・・・・・・。

パルテノン神殿も考古学博物館も全部クローズ! なんてこったい!

 

しかし挙式前でテンションが上がりまくっていた我々夫婦は、

アレに乗って街巡りを決行!オープントップの二階建て観光バス!

どの観光地にもたいていあるアレ!

普段なら恥ずかしくてできない芸当も、挙式旅ならできるんです。

 

オープントップバスからアクロポリスの丘を眺める

 

私はアテネ3回目なんであれですが、旦那は初アテネでしたので、

街に点在する遺跡や広場をぐるっと全部回ってくれるのは、確かに便利でした。

ネットで予約すると割引なんかもありましたし、当日飛び込みで行っても、

主要なバスストップには係員が立っていて、すぐにチケットが買えます。

しかも、イヤホンから流れてくるとんでもない日本語に

終始、大爆笑しながらアテネを巡れるという特典付きです!!

 

アカデミー(バスの車窓から) 国立図書館(バスの車窓から)

 

アテネ大学(バスの車窓から) 国会議事堂(バスの車窓から)

 

City Sightseeing AthensのAthens Lineてやつです。赤いバス。

ほかにもいろいろありますが、なんとなく最初に見つけたここに即決しました。

2019年4月現在で一人20ユーロ。ネットで買ったので2ユーロ割り引かれて18ユーロでした。

パルテノン神殿も考古学博物館もアカデミーも、もちろん街の中心のシンタグマ広場も

一通り回ってくれて、もちろん好きなところで乗り降りできます。

モナスティラキ広場周辺では、イースター名物の羊の丸焼きが豪快に焼かれていました。

 

ギリシャのイースターといえばコレ

 

夕方、予約しておいたマッサージを受けにOld City Hamam & Spaへ。

挙式前なのに何時間も飛行機移動をしたせいで、むくみがひどい状態でした。

口コミにある通り、トルコ風のお菓子やチャイのおもてなしが手厚く、

マッサージも最高! むくみもすっきり解消し、移動の疲れも癒されました。

ちなみに旦那はマッサージを受けながら見事爆睡。もったいない!

 

夕食は地中海料理を出す庶民的なレストランで、

豚肉のギロとグリークサラダをいただきました。

パンにぬって食べる用にタラモサラダも出してくれましたので、

ギリシャらしいお夕食で一日を締めくくれたかと思います。

 

ポークのギロ グリークサラダ

 

パンとタラモサラダとオリーブ 夕暮れのアクロポリス

 

もちろん最後に、ウゾを1杯サービスしてくれて、ギリシャの洗礼を浴びて帰ってきました。

酔っぱらってホテルの屋上から眺めるパルテノン神殿は、とてもキレイでした。

 

ホテルから見たパルテノン神殿の夜景