片付けながら、なんだか全てがバカバカしくなってしまいました。
チューブさんの良い姿ばっかり想像して落ち込んでバカじゃん!
お義母さんの提案なんて、無視すればいいじゃん!
お義姉さんを無視する訳にはいかないから、うちは落ち着いたよって嘘ついちゃえばいいじゃん!
なんだ、とっても簡単なこと。
わたし、何悩んでいたんだろ?![]()
そもそもさ、子どものことも気にかけず遊び歩いているショウくんの、どこが好きなの?
わたし、こんな人と結婚したんじゃないよ。
子ども出来ないかもしれないけど、楽しく暮らしていこうって言ってくれた。
プン太が生まれた時、涙を流して喜んでくれた。
そんなショウくんと家族になれて嬉しかったし、幸せだと思っていたけど、今のショウくんじゃ嬉しい気持ちになんてなれないし、幸せだなんて思えない。
毎日毎日、ただ泣いてモヤモヤして過ごすなんてもったいない!
わたしも好きなことしよう。
プン太がいるからなんて言い訳に過ぎないもんね。
今、わたしがしたいことって、プン太と幸せに暮らすことだから。
同じ方向を見ることのできないショウくんとは、もう一緒にいられない。
というか、一緒にいなければ幸せになれるんだ。
掃除を終えたわたしは、
「ショウくん。もう手紙はいらない」
とだけ言うと、掃除用具を片付けに行きました。
背中から
「え?」
と、とても小さい声が聞こえましたが、スルーしました。
卵と小麦粉はもったいなかったけど、超スッキリ!
きっと、憑き物が落ちるってこんな感じ。

