歴史ファンの中には、東大の歴史学者・本郷和人先生を冷笑する人もいるかもしれない。
でも、自分は本郷先生のファンになりそう。
歴史史料が、特に一次史料が優先される。
そして一次史料に載ってないことがたくさんある。
日本書紀も二次史料であるから、古代日本の一次史料は存在しない。
そういう所を想像するのが歴史の醍醐味だと思う。
一次史料でも解釈の仕方によっては説が分かれる。
どのような時代背景とか、人間関係とか、他の史料はとかで論を組み立てると思う。
そういう切り口や、素材をくれて問いを出すのが本郷先生だと思う。
鎌倉幕府の成立年は1192年や1185年や1180年など人によって分かれます。
本郷先生も自分なりの説を持っています。
これを決めるときに何に重きを置くかで、変わってきます。
この切り口と材料を提示してくれます。
史料に書いてあるだけを調べるでなく、どういう思いでこの出来事を起こしたか思いをはせる。
これが醍醐味と言い切る!
やっぱりその方が面白い^^