ベレ出版:山口悟著:「化学式で書いてみた」を読んでます。
呼吸する意味が載ってました。
呼吸はただO₂(酸素)を得るだけの作業ではない。
酸素と水とグルコース(ブドウ糖)を反応させて、エネルギーを得てる。
6O₂+6H₂O+C₆H12O₆ → 6CO₂+12H₂O+エネルギー
エネルギーとはATP(アデノシン三リン酸)です。
ATPの理解がまだ足りないので、そのまま鵜呑みにします。
(本当は窒素やリンも絡む複雑なものだと思う)
(植物にも動物にもATPは存在し、体中を駆け巡ってる)
グルコースは炭水化物だけでなく、砂糖からも作られる。
甘蔗(サトウキビ)やてんさい(サトウダイコン)はスクロース(砂糖)を多く作る。
そのスクロースの化学式はC12H22O11です。
C12H22O11+H₂O → C₆H12O₆+C₆H12O₆
右の式はC₆H12O₆が2つ並んでるけど、グルコースとフルクトースです。
グルコースとフルクトースは化学式は一緒でも構造が違います。
グルコースは呼吸に使われ、ATPを生み出します。
今度はATPを勉強しなければなりません。(ATPの本しまいこんでいて探し中)
学問の原点と言ったのは、日常のことと化学が結びついたからです!
日常と学問が結びつかなければ意味無いと思ってます。
自動車の仕組みを知らなければ、自動車製造に従事してもつまらないでしょう。
自分がなぜ光合成やら呼吸やら糖やらに興味持ったかは、なぜ植物はCO₂で育つのか疑問を持ったからです。
農業をやってるから。
教科書的な有機化学を覚えようと思ってもムズいから、日常と結びつけてる本を探してました。
栄養学とか化学と日常を結びつけてるかも知れません。
文学は日常と結びついてるかは、言葉の持つ意味や文章の構造を知ることで、世界の言語との共通点が見いだせるかも知れません。
カフェラテとカフェオレは国が違うだけで無く、ミルクの量も違うらしい。
そう言う言語解析も歴史解明に役立つかも知れません。
日本の字となってる地名は古くから残ってるものもあり、その土地で何が行われたかの手がかりにもなります。
市町村合併しても、字とかで古い地名を残して行って欲しいなと思います。
古い書物に出てくる地名がどこを指してるか分かることは貴重だと思います。
学問の原点なんて大げさなこと言ってるが、日常の疑問が分かると嬉しいものです。