ドイツは規模的に日本と似ているから、これは言い訳できない。
どうも日本の仕事は説明不足が多いらしい。
なぜこの仕事をするのか?どのような効果があるのか?など、分からないまま仕事していると、やらされ仕事になってしまう。
それとやらされ仕事の上に納期も短ければ、必死こいてやる意味が分からないとなる。
経営者と労働者の乖離。
ならば経営者は労働者を経営に参加させてみてはどうだろうか?
利益が出るためにこの価格でこれだけ売りたい。
新しい設備・器具を試したいがこれだけのお金がかかる。
試作機をいじってみて感想を聞かせてくれ。
試作機にどんな機能がつけば、省力化、効率化が図れるか?
それが可能か調整してみる。
売上、効率、コスト、労力など、ともに考える必要があると思う。
もちろん考えたくない人は、やらされ仕事を続けていればいいけど、職場環境を良くしたいなら、調整は必要になると思う。
自分がまだホワイトカラーだった頃、もっと5W1Hとか意識していれば、目的や意味や手段など聞いて成長の機会を得たかもしれない。
単純に設計変更だから直しておいても、どのような設計変更で、それによってどう変わるか?を知るだけで商品理解が深まると思う。
自分の商品を説明できない自分がいた。
クルマの部品だが、クルマにどのように組み付いて、どのような働きがあるか、現状のデメリットは、何一つ説明できなかった。
だから今、農業やってる自分がいるのだけど・・・
農業やってなぜを考える機会が増えた。
形が変、葉っぱの色が変、大きくならない、、、なぜ?なぜ?
そのたび、本やネットで調べた。
どのようにやるかも、労力が必要なので省力で効率よくやる方法をやりながら考えた。
5W1Hが身についたのも農業やってから。
自分にはその権限は無いが、実験もしたい。
この条件の時とこの条件の時で育ち方は変わるかとか。
上の人は土壌の違い(水はけ等)や肥料のばらつきで変わるからと、やらせてくれないが・・・
でも基本、経営陣って説明しないで、労力かかってても放置なんだよなあ~って思う時がある。
コストをかけたくない分、人間の疲労を考慮しない。
だからモチベーションに問題出て、生産性も上がらない。
ま、これは一次産業、二次産業だが、国民の7割はサービス業だと聞く。
サービス業と言っても多岐にわたるので、国内消費や国内投資につながるサービスとは?になるのかな?
でもサービス業ががんばろうとしても、一斉に物の値段が上がったから、消費マインド落ちてないかなあとも思う。
消費税上げるよりも大きい上げ幅だったから。
それによって見向きもされないメーカー・商品も出てくるのかなって。
ユニクロのヒートテックあるから服は全部ユニクロで済ませようとか。
白髪染め買うの高いから、もうグレイでいいやとか。
物価が上がったから、必要なものを必要なだけしか買わないとなって、旅も近場になって、休みはスマホいじってればいいやとか。
GDPは一斉値上げが影響してるような気がする。
原材料・燃費高騰で貿易赤字ですし。
でもGDP上げるよりも幸福度指数上げる方が良いとも思ってる。
どうすれば個人が快適に過ごせるかを考える社会になれば、経営も社員を考え、社員もお客さんを考え、お客さんも消費意欲が湧くのかもって。
アイドルファンやってるから、アイドルのお客さんを楽しませるマインドは、こりゃ貢献したいと思わせる。
だから、会社も社員を楽しませる方策を考えれば、社員は自然と業績伸ばすかもしれない。
ゲームみたいな機械を導入したり、ピンチの時残業してくれた社員には2連休の休暇有償でとか(有給休暇とは別に)。
日本の武器はホスピタリティにあるとにらんでる。