NHKは受信料というかたちで経営してる。
だから全方位に視聴してもらう必要がある。
でも一つの番組で全方位対象は難しい。
だから、30分や1時間、様々なジャンルの番組をラインナップしてくれれば良い。
だが、やはり受信料を取ってるので、民放みたく浅い内容では満足できない。
深く突っ込んで、視聴者の知りたい欲をかきたてる必要がある。
例えば自分の見てる「歴史探偵」。
以前「古代ギリシア」を放送していたが、パルテノン神殿に使われた「青」の顔料はなんだったのか??
自分はカスピ海付近で採れるターコイズかなと予測したが、出て来なかった。
この顔料は何かは、例えばフェルメールの青や葛飾北斎の青それぞれ何が使用されてるか知れば、美術にも幅が広がるし、当時の交易も想像できる。
それでも民放より深い内容で制作されてるのは、じゅうぶん分かる。
星野源さんの「おんがくこうろん」は逆にマニアック過ぎて分からなかった。
でも刺さる人には刺さると思う。
自分に合ってたのは森山直太朗さんの「シン日本きこう」だった。
ベトナム戦争からの反戦フォーク、しらけて四畳半フォーク、ユーミン登場しつつもニューミュージックから80年代へと繋がる流れは良かった。
(自分の思い込みもあるが・・・)
ある程度深く趣味をたしなんでいる人は、民放じゃ物足りない。
だからNHKを選ぶと思う。
Eテレの存在意義はそういう所にある。
BSも深い問いを追究してて良い。
NHK総合の視聴率問題はそれほど気にしなくて良いと思う。
多分、民放の娯楽と比べてる人がやいやい言うと思う。
刺さる人に刺されば良いと思う。
ただ折角なので、討論番組はあっても良いと思う。
データをいっぱい持ってるので、「商社」「学校」「特許技術」などいろんなテーマで討論して欲しい。
「青少年の自殺」について痛ましいが、「身体的悩みを抱えていた」人がどれくらいいたとか、どう理解していくかとか。
このテーマは死人に口なしで難しいが・・・
思春期は身体に異変がでやすいので。
感情も動揺しやすいので。
若干本題からずれたかもだが、全方位に刺さるラインナップを目指して欲しいと思った。