「どうする家康」第12話「氏真」を見ました。
今川氏真と徳川家康の義兄弟っぷりが描かれてました。
この辺り、家康はしたたかだったような気がします。
遠江の今川の国衆を次々調略して、最期に氏真が籠もる掛川城が残り、氏真をなぜ討たなかったか?
答えは北条と繋がっていたから。
駿河を武田信玄に切り取られ、徳川家康は後に信玄と全面戦争は避けられない。
ならば、北条氏康と協力して武田信玄と対峙した方が良い。
角川選書:平山優著:「徳川家康と武田信玄」では、掛川城開城後、今川氏真と妻・糸は船で北条と徳川の護衛付きで伊豆に渡ったとされる。
北条も武田信玄が相模に出兵したとき、今川氏真が出陣してきたのを懇意に感じてた。
だから信玄が駿河を落とした後に、武田と北条は戦っていた。
徳川にとっても同じ敵と対峙する北条と手を組むのは悪くない話だった。
ただ、完全に武田信玄の怒りを買った!
どうする家康!