谷知子著:「百人一首解剖図鑑」を読んでます。
百人一首の第5首。
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の
声聞く時ぞ 秋は悲しき
(猿丸大夫)
(意味)
奥山で地面に散り敷いた紅葉を踏み分けて鳴く鹿の声を聞くとき、秋はなんとも物悲しい。
(詳細)
色鮮やかな紅葉の落ち葉を踏みしめながら、妻を恋しげに鳴く鹿が一幅の絵のように描かれる。
「鹿」は雄鹿を指し、雌鹿は「めか」と呼ぶ。
(人物)
猿丸は蝉丸や喜撰と並んで謎の人らしい。
実在が疑われる歌人。
(古語)
奥山:人里離れた山の奥
(自分なりの解釈)
人里離れた山奥で発情して絶叫してる鹿を見て、猿丸は嘆く・・・
(わしもイルミネーションの下で女子と手つなぎデートしたかった・・・でも坊主じゃけん(言い訳!))