上田先生という
大学病院の教授だった先生が
「どうしても臨床でハイパーサーミアをやりたい」
という熱い思いで始められたクリニックが
有名な整形外科病院の中にあって
退院後からずっと、上田先生のところでハイパーサーミアを受けていました。
三年前に上田先生が亡くなり
病院スタッフの方たちだけでなく、沢山の関係者や患者さんたちも悲しみに包まれていましたが
「これぞ医者の鑑」というような、大きくて強くて温かい
患者の身体だけでなく心も支えてくださるお医者さまでした
その後、多くの人たちが奔走してくださったおかげで上田先生の意志を引き継いでくださる病院が見つかり
今もこうして治療を続けることができています。
そんな上田先生の教え子でもあり
K先生と同じ病院で一緒に勤務医として頑張ってくださっていた3人の先生(開業医)たちが
今の病院にお手伝いとして来てくださっています。
今日は、その中のお一人で
この病院に移った最初の頃から診察してくださっていたY先生の
最後の診察でもありました。
3人の先生の中でもいつも冷静で
感情の起伏がほとんどないような先生で
最初はなんとなく取っつきにくいかな...という印象だったけど
今では何でも話せてどんなことにも丁寧に説明してくださる
自分にとって大切な存在の先生となりました。
癌になってから
担当してくださっている先生とのお別れは
今日で2度目。
1度目は上田先生で
そして今日はY先生。
寂しいです

と言ったら先生は
「大丈夫ですょ」と言いました。


Y先生と約束した「健康的に痩せる」は
まだぜんぜん果たせてませんが

「運動しましょう」
と何度も何度も言われていたのに
インフルエンザになって以来、中断したままですが

足の手術が終わったら
また運動始めます...!
Y先生、
3年間、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。