夏のような暑さだったのに
今日は夕方から風も強くて寒い〜

洗濯して始末ったばかりのフリースを
衣装ケースから再び出してきました

息子が寮で生活することになり
夫と二人だけのご飯になって
育ち盛り?の息子と違って
食べる量も少なくなったし
あっさりしたものばかりになりがちだったけど
風邪ひかないように
体を冷やさないように
今晩は栄養満点で
温まるものをしっかり食べよう〜

***
一昨日の夜
以前、一緒に仕事をしていた相棒である友達と
久しぶりに電話で長話をしました。
入院していた時、
職場からお見舞いに来てくれたことが
3度ほどあって、
来るたびに体調がすこぶる悪化していく私の姿を見て、
3度目のお見舞いの時
いつも気丈で元気な彼女が号泣しました。
そんな彼女に遭遇した私は
ものすごくびっくりしてしまって



でも、ものすごく有り難くて
「病気を直そう」
「直して、この人のところに絶対帰ろう」
と心に決めたのでした。
そんな彼女は、その時の私の姿よりも
初発のときのBCG治療をしていたときの私の姿が忘れられないようで
あの時は本当に辛そうで
ものすごく痛そうで
それでも頑張って仕事に来ていたマイコさんのことを
可哀想で、可哀想で見ていられなかった

代わってあげたいと思った、
と言っていました。
(彼女は愛
の塊のような人)

当の本人の私は
BCG治療は確かにめちゃくちゃ痛くて辛かったよなぁ
ということは覚えているけど
痛すぎて、白眼まで真っ赤に充血してたけど

でも、その「痛さ」そのものがどんなだったか
記憶が薄れているのです。
その時は
お産の方がまだマシ



と確かに口走っていたはずなのに
その後の再発転移で入院していたときの
痛さや吐き気やその他諸々の記憶が
上書きされているようです。
上書きされた記憶は
風邪を引いたりお腹が冷えて痛くなったりするたびに
心と身体がまだまだ鮮明に覚えているんだなぁ、
と感じます。
でも、
入院中や退院してからのことは
そんな辛い苦しい思い出ばかりではなくて
心が温かくなったこともたくさんあるのです。
ふとした時に
心や体が痛いなぁ、と感じたりすることも
あるけど
無理して記憶から消そうとしなくても
いいのかな、
そして、できたらこれからは
心が温かくなったり
熱くなったり
感動して涙したり
そんな記憶や感覚も
上書きしていけたらいいのかな、
そんなふうに
なんとなくだけど、思っているのです。
お庭の新入りの子たち
