病室にパステルアートをかざる | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!


私は、パステルアートという
小さなお子さんからお年を召された方まで 
どなたでも自由に楽しんで描くことができる
絵の教室もしていました


膀胱がんの転移が発覚した2014年(平成26年)12月は、活動しているNPOの催しでパステルアートを楽しむ会をしよう、ということになっていたのですが
急遽入院治療することになってしまって、どうしようと困っていたところ
NPOの仲間、友だちのAさんが講師のピンチヒッターを買って出てくれました


無事に開催されたことを聞いてホッとしていたところ
戻ってきた画材などの荷物に混じって、手紙と一緒にNPOのみんなが描いてくれたパステルアートが入っていました。


嬉しくて、有り難くて
思わずウルウル...




そうだ、病室へ持って行って
いつでも眺めていられるように飾ろう


さっそく、病院へ帰ってから
ベッドの横の壁に並べて貼っていきました。




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そうしたら、
廊下側の薄暗いベッドが
パステルアートを飾っただけで明るくなって
穏やかな空間になりました


看護師さんや、薬剤師さん
緩和ケアチームの人たちも

「ここに来ると癒される〜

と笑顔になってくれて、

私もアートを眺めながら、
みんなが応援してくれていることをしみじみと感じて、心が温かくなりました




いつの日か

入院中、外に出られない患者さんたちに
広くて自由な世界を感じてもらえるように
キラキラした穏やかな光を感じてもらえるように

一緒に頑張ってくれている看護師さんや看護助手さん、その他たくさんの人たちに
ほんのちょっとでもホッとしてもらえるように

パステルアートたちを病棟で飾ってもらう活動をしていけたらいいな


そんなことをずっと思っています。