抗がん剤治療、放射線治療の影響による
骨髄抑制について。

膀胱がん遠隔リンパ節転移 T1N3M1
ステージ4
だけど
今は寛解しています〜



ゲムシタビン(ジェムザール)とシスプラチン
という抗がん剤治療にも
放射線治療にも
骨髄抑制 という副作用があります。
簡単に言ってしまえば、骨髄で作られるはずの血液の量が減ってしまう?ということです。
白血球の数が減ってしまうと
体の免疫力が下がりすぎてしまって、感染症になりやすく治りにくくなってしまいます。
あまりにも減りすぎてしまうと抗がん剤治療どころではなくなってしまうため
白血球の数を増やすための注射を、上腕内側(たるんでるところ)に打ってもらってたのですが
これが結構痛かった〜

皮下注射っていうのは、これだったか〜
ほんの一瞬だけど
ほんと、マジ痛いじゃん

点滴のルートをとるときも痛かったりするけど
私はこっちの方が苦手でした...
でもっ、治療の継続のためなのだから
がまん、がまん〜〜

その他、血小板の数も少ないと
こちらは薬剤では増やせないそうで
輸血することになります。
私はもともと血小板の数が多すぎるくらいだったそうで、輸血のお世話にはなりませんでした。
そうそう、
ちょうど今頃だったか
下の階の病棟でインフルエンザに罹患した患者さんや看護師さんが複数人出たということで
その階への出入り禁止令が出てました。
看護師さんたちも戦々恐々としていて
私たち患者も、検査や治療、売店へ行く際のマスク着用を厳しくチェックされました

収束するまでに1週間くらい掛かってたかなぁ、
その間は、子供さんのお見舞いはダメだったそうです。もちろん、家族以外の面会もダメ。
家族であっても、ほんの数分のみとのことでした。
すぐ下の階だったこともあって
エレベーターがその階で開くたびに
ドキドキしてしまった...

今となっては、懐かしい思い出。
抗がん剤治療や放射線治療をしている患者さんは
骨髄抑制で免疫力が下がっている方がたくさんいらっしゃいます。
風邪気味の方、熱がある方は
極力、お見舞いを控えるなどされた方が
無難かもしれません〜


