残り2試合となり、今節で順位がほぼ確定するチームも出てくる第21節。
最も気になる優勝の行方ですが、上位3チームが意外と苦戦する展開に…。
【結果】
長野vs大阪 2-1
千葉vs新潟 0-1
浦和vs相模原 2-2
大宮vs東京 1-2
埼玉vs広島 1-0
神戸vs仙台 6-0
前節終了時、首位だった東京は、大宮相手に先制され、70分過ぎまで0点に抑えられる展開に。
まさかの首位陥落か?と思いきや、数分で同点、勝ち越しし、1-2で勝ち点3を獲得。
東京を追う神戸は、仙台相手に今季最多得点試合に並ぶ6得点で快勝。
しかも、大量得点で9点差あった東京との得失点差を4点まで縮めました。
とはいえ、依然と勝ち点では並んでいるものの、得失点差で東京が首位を守っています。
上位2チームを追っていた昨年の覇者、浦和も相模原相手に2点先制される苦しい展開。
途中投入されたMF28櫻井まどか選手が1点返し、更にアディショナルタイムに追いつき同点。
ついに上位2チームに勝ち点3差となり、得失点差を考えると、実質、連覇は無くなりました…。
浦和は試合終了後、選手の何人かは涙を流していましたね…。
東京も浦和も順位的には楽勝かと思えるチーム相手に苦戦したわけで。
このあたりがサッカーの面白さなんだろうなと今節はより実感しました。
それに比べ、神戸の勢いは止まるところを知りません。
最終節、どんな展開が待っているのか…
4位、5位争いをしていた新潟と広島は、明暗が分かれました。
新潟は後半戦まだ勝利の無い千葉を相手に苦戦したものの、0-1で勝利。
広島は侮れないチームこと埼玉を相手に1-0で敗北し、勝ち点3差がつく結果に。
とはいえ、最終節は直接対決となる2チーム。
勝った方が4位確定となりそうです。
今節、広島を苦しめた埼玉は今節で6位確定。
昨シーズンの8位から2つ順位を上げた事に。
7位の大阪から10位の相模原までは最終節で順位は変わる可能性がありそう。
残念ながら、11位の大宮と12位の仙台は順位確定のもよう。
大宮は前半戦で1勝もできなかったのが痛かったものの、後半戦は得点力も上がったので、シーズンオフで更なる強化があれば、来季は期待できそうな印象。
それにくらべて仙台は悩ましいですね…。
今節の6-0は第17節の新潟戦で3-6の試合同様、今季最多失点試合となりました。
しかも今節は完封されての6失点ですから、選手たちの精神的ダメージは大きいのかなと。
ここまでくると、戦術云々よりも別な勝てない原因があるのでは?と心配になってしまいます。
実力のある選手たちもいるだけに勿体ない順位に感じます。
また、今季でチームを引退する選手が4名もいるんだとか?
シーズンオフの強化に期待したいところですね。
最後に最終節のカードを
仙台vs長野
埼玉vs浦和
東京vs千葉
相模原vs神戸
新潟vs広島
大阪vs大宮