【2021年10月 12日】No814
大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。
今日も
blogを見に来てくれて
ありがとうございます
何故か昨日アップしたblogが消えていて
ガッカリ・・・
何かしらの操作ミスだと思うのですが
blog書き始めた初年度には
間違って消してしまったり
アメブロが固まってせっかく書いた記事が
パーになったり
こういう失敗、何度かありましたが
久しぶりです。
・・・なんて
懐かしんでいる場合では無いのですが
どうしようもありませんね
気を取り直して本日のblog
宜しくお願いいたします
10/16(土)
10/17(日)
内覧会の開催を予定しております。
グリーン系のグレーをベースに
ブラウンをあしらったシックな色合いで
とても落ち着いた印象の外観です
予約制の内覧会
10月 9日現在の予約状況です。
16日 土曜日
10:00~1組(2名様)K様
11:00~1組(3名様)Y様
12:00~空き
13:00~1組(2名様)S様
14:00~1組(3名様)H様
15:00~1組(3名様)O様
16:00~1組(2名様)D様
17日 日曜日
10:00~1組(5名様)K様
11:00~空き
12:00~空き
13:00~空き
14:00~空き
15:00~空き
16:00~空き
人数には児童、乳幼児を含んだ人数で
表記します。
同じ時間帯には3組まで予約可能
となっております
ご予約は
090-2605-6600(砂川まで)
または
0120-158-178(フリーダイヤル)
でもOK
『内覧会の予約をしたい』
電話でそうお伝えください。
お電話お待ちしております
日時と場所についてはblogの下の方に
書かれておりますので確認下さい
家の周りを取り囲むように
巡らされているフェンス
エクステリアまでビシッと決めると
家も引立ちとてもカッコよい
弊社でも本日
N様邸のアルミフェンスの組立て工事を
大工さん2名で行いました。
コンクリートの基礎に
フェンスを取付します。
パッと見は
木製のフェンスの様に見えますが
アルミのフェンスです。
メーカーはYKK
質感もリアルです
進歩してますね。お気に入りのフェンスです。
コンクリートの基礎にフェンスを取付ける際
コンクリートに穴を設けて
その穴に支柱を立てるという方法が
一般的です。
この全国的に一般的と言われる方法ですが
如何とも避けがたい問題があります。
それは何か
それは
支柱穴周りのクラック
この避けがたい現象は
私が20台前半、ゼネコン時代まで遡ります。
このヒビを抑制するために
コンクリートの強度を上げる
全くの無意味
鉄筋で補強する
それでも割れる
効果が実感できない
あれこれ試みたのですが
満足のいく結果には至りませんでした。
フェンスの支柱部分の
クラック(ひび割れ)は仕方のない事
だったらせめて
好き勝手な方向に割れるのではなく
決められた箇所に割れが入って欲しい
つまり
計画的に割れて欲しい
その様に考えたのです。
一連のフェンス工事を
振り返ってご覧いただきます。
基礎を作る部分を掘って砕石を入れ
ランマーという機械で転圧して
安定した地盤を形成します。
コンクリートの必要な幅に合わせて
型枠(木の板)を取り付けます。
鉄筋を組みます。
先に赤い部分(ベースといいます)
のコンクリートを打設します。
ベースのコンクリートを打設した翌日です。
赤い丸の部分
鉄筋が途切れてますよね
その箇所を良く見ると
なんだか黒い棒状のものが
取付けられてます。
ん~なんでしょ
意味ありげですね。
もちろん意味のないことなど
やりません。
そう・・・意味があるんです。
これは一体何なのか
その意味とは・・・
出来上がった基礎を見ると分かります
フェンス支柱が立つ穴の部分に
コンクリートの溝を入れたかったのです。
この溝の事を目地といいます。
・・・ですので
この黒い棒は目地棒といいます。
余談ですが
目地にも役割が色々あって
今回のこの目地は
ひび割れ(クラック)をここに発生(誘発)
させる役割の目地なので
専門的には
クラック誘発目地
といいます。
他にも目地には
打ち継ぎ目時
化粧目地
などがありますが説明は割愛します。
どうやっても必ず割れてしまう
支柱廻りのコンクリート
こうする事によって
ひび割れはこの目地の部分にしか
発生しません。
割れるならどーぞ割れなさい
割れても良い処置を講じますから・・・
というスタンスです
その説明の前に
フェンス組立作業の風景も見ておきましょう
高さ合わせのキモとなる支柱の部分に
台木をセットします。
1mm以下の精度で台木の高さを
調整します。
建築の仕事も土木の仕事も
段取り7分とも段取り8分とも言われてますが
いきなりフェンスを組み始めるのではなく
下準備として入念な作業をこなすことで
後々の仕事が
早くて綺麗に進んでいくという意味です。
逆の言い方をすると
こういった段取りの部分が仕事全体の
70%~80%であるという事。
段取りがキッチリしているので
その後の仕事は順調そのもの
フェンスの種類によっては
デザイン上の表と裏がある物もあります。
下の写真をご覧ください。
色は違いますが同じYKKの商品です。
表と称される面が道路側であったり
隣地側となります。
縦骨の見える方はデザイン上は裏側です。
家側には裏側を向けるというのが
一般的です。
ちょっと意外に思う方も
居るかも知れませんがそういう事です
フェンスの高さ、垂直性、直線性
全て1mm以下の精度で決まったら
支柱穴にセメントを充填して
支柱の足元を固める作業に入ります。
ここで用いるセメントは
普通のセメントじゃ無い方が
絶対に良いです!!
無収縮タイプの
セメント
を用いるべきです。
普通にホームセンターでも売ってます。
値段は普通のセメントに対して
4倍程しますが充分その価値はあります。
・・・というのも
セメントは砂と混ぜて水を加えて
練ってモルタルを作る訳ですが
モルタルは固まる過程で
体積がわずかに収縮します。
乾燥収縮と言われるものです。
この収縮によって出来てしまう隙間が
フェンス支柱には良くないのです。
支柱の付け根の部分の様に
力が掛かる箇所は
値段が高くて扱いに慣れが必要でも
無収縮セメントを用いる事にしております。
無収縮セメント
グラウトタイプはトロトロになるまで
柔らかくしても収縮しないセメントです。
適度な硬さというか水加減というか
粘度がキモなので
大工さんに教える為、実際にやって見せる
粘度としてはマックシェイクくらいだね
なんて大工さんは冗談ぽく笑ってましたが
如何せんマックシェイクを
食べた事が無いので
無収縮モルタルによりマックシェイクの
粘度を知る事となるとうい皮肉な現象
トロトロとサワサワと綺麗に流れていきます
コンクリートの高さより1センチほど低い所で
充填は終了
これより先
表面の仕上げは本職の左官屋さんの出番
明日の朝にはガッチリと固まってる筈
セメントが固まったら
動かない様に固定している
支えの木を取り外して
大工さんのフェンス工事は完了です。
明日が楽しみです
【追記】2021-10-13
読んで下さった方から
ひび割れはそのままに
なっちゃうんですか?
の質問というかご指摘を受け
クラック誘発目地の
割れるならどーぞ割れなさい
割れても良い処置を講じますから・・・
の部分を最後に書くのを忘れてました
これは今日の午後の写真
無収縮セメントはガチガチに固まってて
良い感じ
問題なく仮り支えの木を外すことが出来ました。
・・・で
クラック誘発目地の部分ですが
同じ様にフェンスを施工した
昨年の現場の写真をご覧ください。
目地にはシーリング材を充填してます。
白く見える部分がそうです。
シーリング材はゴムの様に伸縮性があり
コンクリートにしっかりと接着・密着します。
柔軟性と密着性に優れる為
クラックの進行に追従する事が出来ます。
シーリング材の裏側では
クラックは間違いなく進行しております。
ですが美観を損ねる事はありません。
シーリングの施工直後であり
かつ撮影したのが雨が降った後なので
コンクリートの色に対してシーリング材が白く
浮き立ってますが
ちょうど一年経った頃
本日撮影してきました。
シーリングとコンクリートの色が同化しております。
これがクラック誘発目地に対して行われる
割れても良い処置
なのです。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日はここまで
また明日(^^)
では
内覧会のご案内
7月下旬以来の内覧会です。
開催日は
10月16日(土)
と17日(日)
少し寒くなってきましたね
床下暖房を弱く運転してお待ちしております。
ほのかな床の暖かさを体感できる
完成内覧会を予約制で開催します。
時間は10時~17時
場所は 柄沢字狐台
法務局の裏の方
というと分かりやすいかな
まだまだ寒さはこれから本格化しますが
床下暖房による快適性は
十分確かめる事が出来ます。
是非お申し込みください
【お読みください】
今回の予約制内覧会
1組 1時間以内の見学時間
とお考え下さい。
その時間帯に
予約が3組み満たない場合は
予約無しでも見学は可能ですが
同じ時間帯には
3組を上限とさせて頂きます。
誠に申し訳ございません・・・
同じ時間帯に3組以上は
入室する事が出来ませんので
早めに予約頂ければ助かります。
090-2605-6600(砂川まで)
または
0120-158-178(フリーダイヤル)
でもOK
『内覧会の予約をしたい』
電話でそうお伝えください。
お電話お待ちしております
砂川のLINEです。
ご意見ご感想など
こちらからもどうぞ(^^)
ちょっとお話聞きたいんだけど・・・
の予約もこちらからどうぞ
会社の所在地
大変分かりにくくて申し訳ございません。



画像はiPhoneの画面です。
『開く』をタップしてください。
するとGoogleマップが立ち上がります。
画像はiPhoneの画面です。
画面下の方に
『ナビ開始』というボタンがありますので
タップしてください。
音声ガイド付きで
ナビが始まります。
因みに・・・・
ストリートビューでは
2012年の画像から更新されておりません。
取り壊される前の空き家が現れ
驚くかもしれませんね。
上の写真の空き家を解体した後の
更地を取得したのち
弊社の事務所を建築したのです。
目的地に到着するとそこには
こんな建物があります。
一見住宅の様にも見えますが
直洋建設株式会社の事務所です。
建物の前がコンクリート舗装されておりますので
そこが駐車スペースになっております。
Googleマップからのナビの場合
ちゃんと案内してくれるのですが
車のナビの場合で
地図情報が更新されていないと
昔の事務所の場所に案内されてしまうようです。
これがかつての事務所
現在は車庫と物置になっております。
お間違い無き様
お願いいたします。
作業員募集!!
私たちの仕事をお手伝いしてくれる
年齢は50歳までの明るく元気な方を
大募集しております。
【雇用形態】
正社員雇用、パート雇用どちらもOK
ご相談ください。
【勤務時間】
8:00~17:30
お昼休み1時間、休憩30分含む
【休日】
日曜日、祝祭日、第2、第4土曜日は
原則お休み。
イベント等により休日出社した際は
別日に代休を取って頂きます。
【作業内容】
住宅建築に関わる雑務
軽作業が主です。
【年収】
320万円~380万円
試用期間3カ月
【待遇】
ガソリン代支給(上限2万円)
健康保険、雇用保険、労災保険
制服貸与
仕事用携帯電話貸与
【休暇】
有給休暇
慶弔休暇
産前/産後休暇
育児休暇
介護休暇
【その他】
自動車免許を持っていて
マイカー通勤できる方。
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ご連絡は
砂川 090-2605-6600 まで
『採用の件でお電話しました』と
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秋田県北部 大館市を中心に
省エネで
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直洋建設(株) ←ちょくようけんせつ
TEL 0186-49-5183
FAX 0186-49-7018
秋田県大館市中山字中山36-1
一級建築士 砂川 洋毅(スナガワ ヒロキ)
ocean-hunter-bluefintuna-96@docomo.ne.jp
疑問・質問大歓迎!
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