2つの床下暖房。その違いは一体なんだ??? | 秋田県大館市を中心に超省エネ・超快適な家造りを探求するブログ

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【2020年3月3日】No226

大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。

 

 

今日もblogを見に来てくれて
ありがとうございます。
 
 
 
今日の内容は
昨日の続きとなります。
 
 
よろしくお願いいたします。
 
 
 
私のblogでもたびたび触れてます通り
弊社の暖房方式は
床下暖房です。
 
 
 
そしてその床下暖房も
2種類あります。
 

ヒートポンプによる

コンクリート蓄熱式床下暖房

写真はまだコンクリートを施工する前の状態

 

 

ルームエアコンを

床下に設置する床下暖房

 

 

 

あんまり長ったらしい名称なので

略して

 

蓄熱式床下暖房

 

床下エアコン暖房

 

 

なんて言い方をしたりします。

 

 

 

どちらの方法も

自然の摂理に反しない

方法と言えます。

 

 

つまり

暖かい空気

密度が低く軽い

 

 

軽いので

自然と上昇する

 

 

 

下から暖房した方が

暖かさが全体に行き渡り

上下の温度差も無い

 

 

こうした点においては

蓄熱式床下暖房

床下エアコン暖房

どちらも共通です。

 

 

 

 

じゃあどう違うの?

という声が聞こえてきそうですので

お話ししましょう。

 

 

床下エアコン暖房

基本的には連続運転です。

 

 

温度を設定したら

あとはエアコンまかせ・・・

 

 

運転のメリハリも

エアコンが自動で判断して

行ってくれます。

 

 

連続運転ですから

深夜の安い電力も使えば

日中の高い電力も使います。

 

 

ですので

後述する蓄熱式床下暖房に比べ

暖房に関わる電気代は

多くなります。

 

 

先週末に内覧会を

開催させていただいたK様邸で

試算すると

 

 

年間暖房費

109,000円程度

 

 

冬をワンシーズン暖かく乗り切るのに

しかも家全体、どこに行っても暖かく

温度差が無い

それでありながら

年間109,000円は安くて驚き!

内覧会ではそんな感想が大半でした。

 

 

 

蓄熱式床下暖房に比べ

導入コスト(要は工事費)は

100万円以上抑えられ

導入しやすいというのも

メリットと言えましょう。

 

 

 

あとは・・・

天気予報の精度は

向上したとはいうものの

 

 

時々予報に反して

暖かかったり寒かったり

ということはあります。

 

 

その時々で臨機応変に

室温の上げ下げを

リニアに調整できるのも利点と言えます。

 

 

 

 

余談ですが暖房の際

壁掛けルームエアコンと異なり

嫌な風は全くありません。

 

 

 

 

 

 

 

蓄熱式床下暖房

コンクリートに熱を貯めこみます。

 

 

電気料金の安い

深夜電力のみを用いて

ヒートポンプを運転します。

 

 

電気を貯めるのはなかなか大変だけど

熱ならば簡単に貯めておく事が出来る

という発想が原点にあります。

 

 

深夜電力は単価が安いので

電気代が抑えられる

 

 

 

ヒートポンプは電気の消費が少ない

高効率な機器なので

電気代が抑えられる

 

 

なので深夜電力だけで

ヒートポンプを運転させることは

暖房に関わる電気代が

圧倒的に少ない!!

 

 

 

何と言ってもこれが最大の特徴です。

 

 

 

先週末に内覧会を

開催させていただいたK様邸で

試算すると

 

 

年間暖房費

73,000円程度

 

 

ランニングコスト的には

この蓄熱式床下暖房方式に

今のところ敵うモノはありません

 

 

床下エアコン暖房に比べ

導入コスト(要は工事費)は

100万円以上掛かるので

導入のハードルは若干高い・・・

と言えます。

 

 

 

 

 

しかし床温度の均一さは

床下エアコン暖房に比べ更に理想的な

温度分布が得られます。

 

 

 

前日の夜から翌朝までかけて

蓄熱します。

電気の安い深夜の時間帯しか

運転しませんので

日中は停止しております。

 

 

 

 

ですので明日の天気予報を

ちゃんとチェックしていただき

 

 

 

明日は寒そうだな・・・

と思えば

温水温度を高めにして

床下のコンクリートに蓄える熱量を

多くする必要があります。

 

 

 

 

逆に明日は暖かそうだな・・・

と思ったのなら

温水温度を低めにして

必要以上に床下のコンクリート温度が

上昇しないように計らう必要があります。

 

 

 

そういった意味では

エアコンにおまかせで済んでしまう

床下エアコン暖房よりも

扱いに慣れが必要と言えます。

 

 

 

ところがこの

熱を貯めこむという方式

停電に対して

強みを発揮することでしょう。

 

 

 

なぜなら

床下の大量のコンクリートに貯め込まれた

熱量も大量であり

 

 

そう簡単に冷えることはありません。

 

 

 

停電で機器類が運転できなくても

貯めた熱のおかげで真冬でも

3日間は凍えなくて済みそうです。

 

 

 

もちろんそのような場面に出くわしたのならば

換気風量を最小にする

玄関からの不要な出入りを避ける

など・・・

家から逃げていく熱を

人為的に最小限にする必要があることは

言うまでもありません。

 

 

 

 

このように弊社におきましても

暖房方式には

特徴の異なる2つの方式があります。

 

 

 

暖房方式に限らず

家造り全般においても

自分たちはどういった特徴に

軸足を置くのか?

しっかりと特徴を掴んだうえで

メリット・デメリットを把握したうえで

選んで欲しいと思います。

 

 

 

 

明日は

床下エアコンは

冷房だとどうなのか?

過去に撮影した貴重な資料があります。

これも非常に興味深い内容となりそうです。

 

 

 

本日はここまで(^^)

 

 

 

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広めてくれるととても嬉しいです(^^)

 

 

今回も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 


いかがだったでしょうか?

どんな感想でも頂けるととても嬉しいです。

 

 

 

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