劇団ひまわり「マクベスの妻とよばれた女」 | 鎌野健のブログ

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~そんなオヤジのひとりごと~

今晩、劇団ひまわりのシアター代官山で行われたアトリエ公演「マクベスの妻とよばれた女」を観てきました。






シェイクスピアの作で有名なマクベス。その妻を取り囲む女性たちが主役の舞台でした。

これまでいろいろな劇団で公演されているそうですが、観るのは初めて。最初は一見、軽いタッチで始まりましたが、ストーリーが進むにつれ、テーマはこの時代を生きた女性たちの生きざまに移って行きます。演出の妙と演じ手の熱演であっという間の2時間でした。いやー、面白かった!感動した!そして少しだけホロリとしました。

次女もマクベスの妻の侍女役という重要な役で出演。その鬼気迫る演技に思わず、のめり込んでしまいました。親バカかもしれませんが、よく頑張ったと思います。拍手、拍手!



3月2日(日)までやってます。ぜひ、ご覧あれ。

さて、蛇足ながら、私もちょいと、舞台にからみました。物語の前半で門番のジュリエットが客席におり、お客様とからむところがあるのですが、な、なんと私にからんで来たのです。腰につけた鍵の束を見せて「門の鍵はどれか、教えてください。」と言うのです。適当なものを選んで答えると「残念でした。これは小屋の鍵。こっちが門の鍵なんだ。」と去っていくという具合。唖然としているとふたたび振り向き、「これ、お酒のおつまみにしてね。おみやげよ。」と本当に一口サイズのおつまみをくれました。



ええっという感じ。終演後、次女に見せたら大うけ。お見送りでロビーにいたジュリエットにもしっかり、お礼を言って帰ってまいりました。

何か、いいことが起こりそうな予感がするそんな夜でありました。