"学校は行かなくてもいい"

そう頭ではわかっていても

やっぱり心のどこかで願ってしまう。


行ってほしい。


その気持ちを封じ込めてきた私が、

ようやく見つけた

“本音との向き合い方”の話です。





不登校になると

親も子も不安になります。


先の見えない不安。

取り残される感覚。

何もかも初めてのことで

どうしたらいいのかさっぱりわからない。







ただひとつ

ハッキリしていることは

取り敢えずなんでもいいから

学校に行ってほしい…



もうね…コレなんですよ。

コレしかないんです。




私と不登校とは

長男が中1の秋に行き渋り始めてから

かれこれ4年のお付き合いです。

次男は途中参加で2年半ですね。




学校に行ってほしいという気持ちが強く

苦しかった私は



行っても、行かなくてもどっちでもいい

このフラットな状態を目指して



この2年

自分と向き合い

カウンセリングや講座を

受けてきました。



自分自身の幼少期の思い込みや傷とも

向き合ってきました。


そして今はカウンセラー見習いです。




それでもやっぱり…

私は学校に行ってほしいんです。




学びの中で得た気付き



この2年で

私はたくさんのことを学びました。



●不登校は悪いことではない

●自分以外の人はコントロールできない

●人がどう感じ、どう思おうと、それはその人の領域

●起こることは、その人に必要があって起きている

●子どもから経験を奪ってはいけない

………

もう十分わかっています。




学校に行く、行かないは

子どもの課題で子どものもの。



その選択の先の未来を背負うのも

子ども自身。



そして

学校は行っても、行かなくても、

どちらでもいい場所


それらは腑に落ちています。




それでも…心の片隅には…

やっぱり学校に行ってほしいと

願っている自分がいるのです。




私はその思いを

子どもの負担になるもの

子どものエネルギーを奪うもの


そう知識として理解していました。



だから

その想いは封印していました。




でも、

向き合っても、封印しても、

この想いは消えないから

私は降参しました。







降参したら見えてきたもの



先日、合唱コンクールがありました。


次男は

8月末に美容院へ行ってから

友人の反応が気になって

登校できなくなっていました。




でも
合唱コンクールには行きました。




練習には

全く参加していませんでしたが

家でYouTubeで覚えようと

練習していたので


きっとずっと

行きたかったんだと思います。




クラスの一員として

ステージで

一生懸命歌っている姿を見て

私は涙が止まりませんでした。




やっぱり次男は

本当はここに居たいんだよな。



学校に行きたくないって言うけど

本当の本当の心の声は…



学校に行きたいんだ…

みんなと同じようにしたいんだ…




私が"行っても行かなくてもいい"って

思えるようになっても




本当は、次男自身が、

学校に行きたかったんだ。



みんなと同じようにしたかったんだ。

輪の中に入りたかったんだ。



私はそう思ったのです。





親が"学校に行ってほしい"と願うのは



子どもの

本当の本当の心の声が

"学校に行きたい"って

言っているからかもしれない。




親は無意識に

子どもの心の声を受け取って

応援してるのかもしれない。




行くと苦しいから行きたくない

行くと辛いから行きたくない




だけど学校が


苦しくない辛くない

そんな場所だったなら




楽しい場所だったなら

本当はきっと行きたいんだと思う。




ただ、

今は、

その場所やその人が合わないだけ。




好きで不登校なわけじゃない。

好きで引きこもってるわけじゃない。




合う場所が必ずある。

合う人も必ずいる。




だから、今、

学校に行っても行かなくても


本当に、どっちだっていいんだ。





これが私の、

ようやくたどり着いた、

本当の意味の、

行っても、行かなくても、どっちでもいい










あなたのお子さんの“本当の声”は、

どこにあると思いますか?



読んでくださったあなたにとって、

ほんの少しでも心が軽くなる

きっかけになればうれしいです。



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