前回は
長男の不登校が長引く原因が
もしかして私にあるのではないか?
と感じたところから
●不登校の子の親の潜在意識の状態
●子どもの性格と選択
●不登校は親だけの責任ではない
というお話をしました。
不登校に成るべくして成っている
私は
不登校は成るべくしてなっている
と思っています。
なぜなら
子どもが生まれる前から
自分の潜在意識の欠乏感に気がついて
しっかり自分と向き合い
自分を満たしてから
子育てをしていれば
我が家の長男
も次男
も


正直なところ
不登校にはならなかったと思います。
でも
自分の欠乏感に出産前に気付く
なんてことは
当時の私にはどう考えてもありえません。
自分だけのことならうまくいってた。
人間関係で嫌なこともあったけど
そんなに思い悩むほどではないし
どうにかなっていた。
そのくらいの状態では
自分と向き合って欠乏感を満たす
なんてところには
たどり着かないんです

少しでも心理学を学んだりして
知識があれば…
気付けた?のかも…?
しれないですが…
私には
そんな知識もなかったですしね。
だから
我が家の長男も次男も
私を母として選んで産まれた以上
不登校は必要な過程で
彼らにとって通る道だったと思います。
そういう意味で
不登校は成るべくして成っている
と、私は思うのです。
親が自分と向き合う理由
では親が自分と向き合う理由とは
なんなのか。
それは
自分のことではないのに
どうにもならない苦しさや不安。
それと
『私が長男と関わると余計によくない気がする…』
これ。
こういうことが
不登校の子の親が
自分と向き合う理由だと思うのです。
親の在り方によって
子どもの不登校を
こじらせることがあります。
不登校は悪いことではないし
不登校になる子はなります。
別に学校に戻ることだけが
正解とも思いません。
自ら不登校を選び
好きな道に進むのも素敵だと思います。
ただ、
子どもに必要があって起きている
不登校で
必要以上に
苦しんだり、こじれたりするのは、
親の在り方が関係していると思います。
不登校の子の親は
たいてい真面目で一生懸命です。
子どもに真剣に
向き合おうとしています。
でも
必要以上に苦しんだり、
こじれたりしている不登校の子の親は
愛情ゆえですが、
自分の不安を
心配という形で子どもに向けています。
心配を向けられると
子どもは自信を失い
エネルギーを奪われます。
親が無意識に
子どものエネルギーを奪うので
子どもは休んでも休んでも
エネルギーがたまらないのです



自分の不安は自分で埋める。
そして
自分はどう在りたいのか。
親としてどう在りたいのか。
子どもと向き合うことも大切ですが
まずは自分。
自分と向き合って
自分を見つけていく。
それは
子どもとの関わりだけでなく
自分の生き方、
今後の人生においても
大切なことだと思うのです。