現在高校1年生の長男。
中1の二学期後半から行き渋り始め
そのまま卒業。
全日制の普通科高校に進学しましたが
安定せず五月雨登校をへて
一学期末考査終わりから11月中旬まで
完全不登校。
そこから再び登校を始めましたが
時すでに遅し



20単位ほど落とすことが
決まってしまいましたが
なんとか
本人的ギリギリラインで
出席していました。
進級の条件は
●未履修がないこと
●最低10単位は修得すること
これらを満たさなければ
そもそも3年で卒業がほぼ不可能なんです。
長男はギリギリラインを攻めるので
最終授業日まで
どうなるのかわかりませんでしたが…
ついに結果が出ました!!
長男は進級します
!!

無事、決定しました。
ギリギリラインなのか?
20単位も落としているのだから
アウトなのか?
もはや
よくわからないですが

本人にとってはOKのようです。
そして19日の夕方には
担任の先生から連絡がありました。
担任の先生 :
「○○さん、頑張りましたね。
あと1日、修了式だけです
」

私 :
「あのー……先生。結局、
単位はどうなったんでしょうか??
」

担任の先生 :
「あっ!!大丈夫ですよ。」
「未履修はありません。単位も以前お話をしたときから落としていません
」

私 :
「そうなんですね。
なんとか耐えましたね
」

と、こんな話をしましたが…
先生は
頑張ったことを私に伝えるために
電話をくださったわけではないんです。
先生の本題は
長男は
模試を全く受けていないんですね。
(出席数に関係ないから
)

だから、
模試のあとには返金があるんです。
で、
どうやら18日に長男は
返金を受け取っているそうなのですが
私のところには届いていません

(長男に悪気はなく、忘れているだけ…)
そして今は年度末。
会計的にどうしても21日には
領収書が必要なそうなんです。
でも…もう授業はないわけで…。
さすがです。
先生は
長男がもう登校する気がないことを
見抜いていらっしゃいます。
担任の先生 :
「是非!最後一緒に終わりたいので来てくださいね
」

「まぁ、そのあと2日補講もあるんですけど…」
(補講 は全員参加するものです。補講に参加する気がないこともお見通し…)
どんなに行く気がなくても
領収書は
持っていかないといけません。
受け取ってすぐに出していれば
こうはならなかった。
これは長男が学ぶことです。
こういうこともあります

他人からどう思われても
自分が自分に【OK】を出せればそれでいい
長男を見ているとそう思います。
そうはいかないでしょう…
と思っていました。
でも、
何とかなっている長男が
実際に目の前にいるんです。
私の価値観って何なんだろう。
今まで生きてきて
私が大切に守らなければならないと
握りしめてきたものって
本当はそうでもなかったのかも…
何度も
こんなことを考えさせられました。
私がルールに厳しく当てはめようと
すればするほど
私が苦しくなる。
子どもと言えど、
自分以外の他者をコントロールすることはできません。
私が子どもの頃1980~1990年代。
もう30年も40年も昔のことです。
この頃の当たり前を
2020年代を生きる子どもたちに
当てはめようとしても
合うわけありません。
自分の脳内をアップデートして
今の時代に合わせた軽やかな生き方を
見つけていきたいですね。
それを教えてくれるのは
子どもたちなんです。
●何だか子どもとうまくいかない。
●子どものことが理解できない。
こう感じたら
もしかしたら
アップデートのチャンスかもしれません。