久しぶりに最近の高1長男の様子。
すでに出席数で20単位を落とすことが
決定していますが、
まだ
ギリギリラインで登校しています

めげることなく
毎日身体と相談しながら
すでに落とすことが決定している授業を
未履修にならない程度に
適度に休みながら
取得できる可能性のある授業は出席する
という方法を選択しています

よく考えているなぁと感心します。
そのくらい休みながらでないと
学校にいけないのは
「やっぱり合わないんじゃないの…?」
と私は思ったりするのですが
本人は
「合ってると思ってるよ
」

と言うのです。
そもそも
今いる環境が自分に合っているかどうか
その判断は
本当に自分に合った環境を
経験したことがないと
できないのかもしれないなと思いました。
私だって高校生の頃
自分の通う高校が自分に合うかどうか
そんなのわからなかったと思います。
私の通う高校はここなんだと
思っているから
自分を合わせていただけです。
心の底から合わないと感じたら
考えるかもしれないけれど
人間の脳は
変化を避けるようにできているわけで
なかなか難しいと思います。
会社で先輩と話をしていて
「長男くんは茹でガエル🐸かも?」
と言われました。
茹でガエル理論
カエルは
いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出す。
でも常温の水に入れて
徐々に水温を上げていくと
逃げ出すタイミングを失って
最後には死んでしまう…という理論。
ゆっくりと進む環境変化や
危機に対応する難しさや大切さを
表しています。
実際には
カエルはすぐに逃げるそうですが…
私はこの【茹でガエル理論】を
初めて聞いたのですが
イメージしやすく
とてもよく分かりました。
小学生の頃から
学校という場所は通うのか当たり前で
子どもたちも
そういうものだと恐らく思っています。
不登校を経験している長男は
「休む選択があると知ってるから
余計に行きたくないんだよな~
」

と呟きますが、
それでも
学校にいる時の自分はこういう感じ
と思って過ごしていると思います。
●時々頭痛がある
●時々腹痛がある
●毎日行きたくないなぁと思う
●1~7時間目終了まで
毎日授業を受けるのは苦痛
●先生によく注意される
これらが長男にとって(中1二学期以降)
学校での当たり前のマイナス部分です。
でも
本当に自分に合った環境だったら…
16歳の子がそんな状態になるのかな?
と私は思います。
長男にこの話をしても
「そう??
」という感じでした。

そのくらい
井の中の蛙大海を知らず🐸
長男は他の世界を知らないのです。
どんなに
通信制高校の話をしても
他の高校の話をしても
やっぱり体感していないので
分からないのです。
今なんとか学校に通えているから
余計に考える必要もないのでしょうが
私は
長男が茹でガエルのようになる学校に
通わせているのでは?
と思いました。
だけどこの話をしても
長男の選択は変わらないので
今この経験が長男には必要なのだと
私は解釈しています。