昨年の今頃
我が家の長男は中3受験生でしたぶー




中1二学期から五月雨登校で


中3二学期の後半は

放課後
出席数を稼ぐためだけに学校へ行く

そんな日々でした。





なぜ
授業を受けないのに
放課後だけ登校するのか?



長男は
県立の普通科高校が第一志望だったので

合格するには出席数が大切だと
わかっていたんですね。



我が家のある県の県立高校は
受験で遅刻早退は見ません。

5分の遅れでも、放課後の登校でも、
通知表の表記は【遅刻】です。

つまり【出席】なのです。






長男は
自分にとってのメリット、デメリットを
しっかりと考え

天秤にかけて判断します。




私は長男のそういう性格を
長男が幼い頃からわかっていました。









頭ではわかっているんです。


長男はきちんと考えてる。
自分の意思で動いてる。


自分にとって必要だと判断したことは
きちんとやる子なんです。




だから大丈夫。




でもね…

どーーーっしても不安だったんです。




どーーーっしても

もっと学校に行ってほしかったんです。






もっと学校に行かないと!
もっと勉強しないと!


高校を受験するなら尚更だよ!




と思いながら、



もう一人の自分が

いやいや。長男は大丈夫だよダッシュ

と言う。



気持ちが行ったり来たり。



頭ではわかっていても
心がついていかないんです。



わかっていても私は不安でした。











長男は

「なんとかなると思ってるぶー
「大丈夫だと思ってる」
「別に、最悪、高校浪人でもいいし」

と言っていました。





長男は不安を感じていないのですぶー





でも、

「長男が不合格になったらどうしよう…」

「行く高校がなかったらどうしよう…」


と、私が不安だったんです。







自分の不安を
長男に解消してほしかったんです。

長男に安心させてほしかったんです。





だから
「勉強した方がいいんじゃない?」とか
「少しくらい授業にでてみたら?」とか

色々言ってたんですね…真顔





それって

「怖いよぉ。なんとかしてよぉえーん

って、子どもがお母さんに言ってるのと同じなんですよね。





あー…
私は長男に甘えてたんだなぁって

今ならわかります。






身近な人には甘えが出やすいです。


コントロールして

なんとか自分の思うように
相手を動かそうとします。




私は気がついてもいませんでした。

自分が子どもに甘えているなんて。





そして、知りませんでした。

自分の感情は自分で感じて
自分で解消するものだということを。





お父さんも、お母さんも。
教えてくれませんでした



幼稚園から大学まで通って
多くの先生に出会いましたが


どの先生も、
誰も、
教えてくれませんでした。





とても大切なことなのに。



もしかしたら
誰も知らなかったのかもしれません。