現在高校1年生の長男は

中学校1年生の10月頃から行き渋り始め


卒業まで不登校・五月雨登校でした




そんな長男は

小学校2年生でキャラ変しました。



  長男の小学校生活



入学後、登校班で毎朝

上級生と学校に通っていましたが




しばらくして

「行きたくないおーっ!

と言うことが何度かありました。





その時は

「晩御飯、カレーと唐揚げにするね」

と言うと


「わかった。行くしょんぼり

と言って素直に行っていたので




カレーと唐揚げで行けるなら大丈夫!

と思っていました。



でも、今思えばこの時

長男はとても頑張っていたんでしょうね…







そのうちに

「行きたくない」と言わなくなったので


小学校生活に慣れたんだなぁ

と思っていました。



その後は特に問題なく1年生を終えました。







2年生になると

担任の先生が変わりました。


1クラスなのでクラス替えはありません。





1年生の時、

特に問題がなかったし

クラス替えもないし


私は学校での様子を

特に気にしていませんでした。





でも三学期になると


帰宅後とてもイライラして



「あいつぶん殴ってやるイラッ

と言いながら



机を叩くことが時々ありました。





「どうしたの?」と聞くと



「先生に叩かれたおーっ!」とか

「先生に怒られたイラッ俺悪くないのに!」



と言っていました。













それまでの長男は


そういった暴力的なことを言う子ではなく



頑なではあったけれど

どちらかというと可愛いらしい感じで、




怒りで机を叩くところは

見たことがなかったので驚きました。





これはただ事ではない💦と思い、




ママ友に話を聞いたり

夫と相談したりして




学校に話を聞きにいきました。








  小学校2年生の担任



話をするため学校にうかがうと



いきなり

担任教師:「お宅のお子さん、最悪です。」


と、言われました。




私はあまりに驚いて

返事ができませんでした。




担任教師:

「お父さんの代わりです。」

そう言って私は叩きます。


「お父さんが見てたら

きっとこうするでしょう。」

そう言っています。





と、

こちらから何も話していないのに

こんなことを言われ



自分が間違ったことをしている

なんて全く思っていないんだ



と感じました。



長男にだけでなく、

他にも同じような対応をしている生徒が

数名いるようでした。




担任教師は


長男が物の管理が苦手なこと、

指示をしてもすぐに従わないこと、



この辺りに腹を立てている

ように感じました。





でも、

「お父さんの代わりです」と言って


生徒を叩く意味は

私には全くわかりませんでした。





そして

こういうことを平然と言う担任教師に


何を言っても無駄だ…


と、私は思ってしまいました。






この時は


●叩くのはやめてもらいたいこと

●担任教師が困っていることへの対応策


を話しました。





その日以降長男が

叩かれることは減ったようでしたが





長男のこの担任教師への


怒りというか…

恨みというか…

憎しみというか…





そういった感情が

なくなることはありませんでした。













ママ友から

「来年の担任は絶対かえてくださいって

校長に言おうと思う!」

という話を聞いて




他の保護者も

この担任教師には色々思うところがあったようで

評判は悪かったんですね。





当時の私は

それに便乗することが精一杯でした。





もし担任教師の反感をかうことを

私が言ったら



長男が

もっとひどい目に合うかもしれない…


という恐怖があったからです。





これは私が小学生のときの

トラウマからの思い込みなのですが




当時の私には

学校に強く意見を言うということが

どうしてもできなかったのです。







長男は

「俺は小学2年生の時にキャラ変したぶー

と言います。




元々、

人前で話すことが好きで

自分の意見をはっきり言う。



物事の善悪は間違えない。



人に流されない強い意思を持っていて

納得できないことには従わない。




そういうところのある子でしたが、



それまでは

わりと穏やかで優しい子でした。






それが、この頃から


●納得できない指示には絶対に従わない


●年齢が上と言う理由だけでは敬わない

 

●不快なことには徹底的に抵抗する



そういう意思を

強く、強く、持ったように感じます。







長男は二年生の担任を

高校一年生になった今でも


「許せない」

「今考えても、どう考えても、おかしい」


と言います。





でも、

「あいつのおかげで今の自分が居て、

それは良かったと思っている」

と言います。





変わった自分を気に入っているようです。





出会いも出来事も

どう捉えるかで随分違うものだな

と感じます。





長男は小学校2年生で

すごく理不尽に感じる嫌な思いをしました。




でも、

物事には全て陰と陽があって




この出来事から長男は

どんな相手にも自分の意見を伝える強さ

を得ました。





自分は間違っていない

と思うことはどんな相手にでも言う。




これがすごくラクだそうです。




自分を我慢させない

自分の想いを大切にする




そういうことなのだと思います。