最近、長男が毎日学校に通っています。

2ヶ月半の完全不登校から復活!!



単位がギリギリなことと
エネルギーがたまったタイミングが

ちょうど重なったんだと思っています。





でも、すでに
20単位ほど落とすことが
欠課時数で決定しており



その他の教科も
ほとんど余裕はありません。

ちなみに
年間34単位取得できます。




もう休めない!!そんな状況。




そして未修得の教科は
履修も厳しくてなってきています。



単位認定は年間授業数の1/3、
履修要件は1/2を欠席すると

出席数のみで
未修得、未履修になります。




あと3教科落としたら

2、3年生で
全ての単位が修得できたとしても

卒業に必要な単位数に足りなくなるので
3年間で卒業できないことが決定します。



そうなったら
留年を選択する方がよいでしょう…。





なるべく留年したくないという長男。

母的には危機的状況と感じています。








でも…長男の長男らしさというか…





遅刻、早退を組み合わせ

単位修得と履修のギリギリラインを
漂っています。



これでも本人的にはわりと必死です。

留年はできることなら避けたいとは思っているようです。








でも、
長男のこの出席の方法は
周囲に理解はされていません。




長男の感覚は

自分で必要な授業を選択する
大学生のようにも見えます。




単位制なので

そのルールを把握していれば
大学と似たような感覚になるのも
わかる気はします。






でも、
どんなにシステムが変わっていても

そこにいる先生方の感覚は
昔のままのように私には見えます。



『高校とは!』
『生徒とは!』

『こうあるべき!』



こういう感覚ってなかなか
簡単には変わらないんですよね。


染み付いてます。

私も散々苦労してきました。




でも、
今後どんどん変化していくと思います。




長男真顔
早退するとき、
先生が止めてくるんだけど…
あれ、なんとかならない?



先生はこれ以上休んだら
単位がギリギリだから
教えてくれてるんでしょ?



長男真顔
俺がいいって言ってるんだから
いいじゃないか。


俺はこれを休んだら留年って言われても
無理って思ったら帰る。


無理していいことあるか?

正直、留年しても別にいい





留年のハードルが低い…。


このハードルの低さも
なかなか理解されないんですよね。




16年のお付き合いの私でさえ

「どういうことか本当にわかってる?」
と確認したくなります。




長男にとっては
『留年』より
『無理しない』ことが圧倒的に大切。

こういう、価値観です。




「この授業を休んだら留年!」
という状況で、私なら


例えば少々熱があっても、
無理してでも出席すると思うんですね。




絶対留年したくないから。

『無理』なんて
当たり前にしてきたから。





でも、これからは長男が言うように
無理しない時代になっていくのかな。



『学校』という形にとらわれない。
『普通』という形にとらわれない。



もっと軽やかに。

もっと自由に。



そういう時代の流れの先端に
長男はいるのかなと思います。


オールドタイプの私の脳内は
なかなか対応できません…。



でも、だいぶ、
受け止められるようになってきました。


これが長男の考え方。生き方。



昭和、平成、令和
色々な考えや感覚の人がいます。


お互いを尊重し合える
そういう関係を築けるといいな
と思います。